悪意スリヴァーの可能性
Spiteful Sliver / 悪意スリヴァー (2)(赤)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
あなたがコントロールしているスリヴァー(Sliver)・クリーチャーは「このクリーチャーにダメージが与えられるたび、プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。これはそれにそのダメージに等しい点数のダメージを与える。」を持つ。
2/2


モダンホライゾンでスリヴァーズに新加入した悪意スリヴァーはスポイラー当初からその可能性について話題になりましたね。
折角なので簡単に使い方をまとめました。


呪文でダメージ系
クリーチャー限定除去を悪意スリヴァーに当てることで大ダメージをプレゼント^^
クリーチャーにしか飛ばない除去はマナ効率が良いので、低いマナで大ダメージを与えることができる。例:炎の斬りつけ
《集団的抵抗》も7点火力になる。

コンボで使う系
火山の乱暴者
Volcano Hellion / 火山の乱暴者 (2)(赤)(赤)
クリーチャー — ヘリオン(Hellion)
火山の乱暴者はエコー(X)を持つ。Xはあなたの総ライフである。(あなたのアップキープの開始時に、これが直前のあなたのアップキープの開始時よりも後にあなたのコントロール下になっていた場合、そのエコー・コストを支払わないかぎりそれを生け贄に捧げる。)
火山の乱暴者が戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。火山の乱暴者はそれとあなたに、あなたが選んだ量のダメージを与える。そのダメージは軽減されない。
6/5

相手のライフが自分よりも低ければ燃やしきれる。

《崇拝》や《天使の嗜み》、《試練に挑むギデオン》で負けない状況を作れば相手のライフがいくつあっても焼ける。

追記:ETB能力の解決前に絆魂を与えれば、無限ダメージ+無限ライフが実現できる。何らかの方法でスリヴァーにして、〈吸管スリヴァー〉を置いておきたい。

心霊スリヴァー
Psionic Sliver / 心霊スリヴァー (4)(青)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
すべてのスリヴァー(Sliver)・クリーチャーは「(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このクリーチャーはそれに2点のダメージを与え、自身に3点のダメージを与える。」を持つ。
2/2

各スリヴァーが5点砲台になります。《監視スリヴァー》などでタフネスをあげたり、《巣主スリヴァー》で破壊不能をつければ完璧。

罪の意識
Guilty Conscience / 罪の意識 (白)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーがダメージを与えるたび、罪の意識はそのクリーチャーに、その点数に等しい点数のダメージを与える。

レガシー以下の環境であれば、巣主スリヴァーと、「罪の意識」で無限ダメージ。
罪の意識が全く感じられないただの殺戮スリヴァーとなる。

ラースの灼熱洞
Furnace of Rath / ラースの灼熱洞 (1)(赤)(赤)(赤)
エンチャント
いずれかの発生源がパーマネントかプレイヤーにダメージを与えるなら、代わりにそれはそのパーマネントかプレイヤーにその2倍のダメージを与える。

悪意スリヴァーに与えられるダメージが倍になり、また与えるダメージも倍になる。
つまり5点火力が20点火力に化ける。ただし、赤マナシンボルが強いことがネック

地震、冒涜の行動等の全ダメージ巻き込み系
Blasphemous Act / 冒涜の行動 (8)(赤)
ソーサリー
この呪文を唱えるためのコストは、戦場に出ているクリーチャー1体につき(1)少なくなる。
冒涜の行動は各クリーチャーにそれぞれ13点のダメージを与える。

冒涜の行動に関しては、場合によっては3tキルも可能。
切札勝負君のように「とどめは地震だ!」って言える。

クリーチャーとケンカする系

無理やり格闘する。

Prey Upon / 捕食 (緑)
ソーサリー
あなたがコントロールするクリーチャー1体と、あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。その前者はその後者と格闘を行う。(それぞれはもう一方に自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。)

相手の《タルモゴイフ》《死の影》にケンカを売って(格闘)、ダメージ飛ばす。
《ドロモカの命令》は相手を強化しつつ格闘できる。汎用性が高いこともポイント高い。

相手のブロッククリーチャーを強化する
ブロックされた際に《巨大化》などのパンプアップ呪文を相手に使う。
お勧めは《高潔のあかし》

薬瓶から不意に飛び出してブロック
もはや当たり屋。

全てを喰らうグロサーマ
Grothama, All-Devouring / 全てを喰らうグロサーマ (3)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — ワーム(Wurm)
他のクリーチャーは「このクリーチャーが攻撃するたび、あなたは『これは全てを喰らうグロサーマと格闘を行う。』を選んでもよい。」を持つ。
全てを喰らうグロサーマが戦場を離れたとき、各プレイヤーはそれぞれ、そのプレイヤーがコントロールしていた発生源によってこのターンに全てを喰らうグロサーマに与えられたダメージの総量に等しい枚数のカードを引く。
10/8

EDHのギミックにどうぞ。


他にもありそうだけど、とりあえずこんな感じで。
こんなのもあるよ!って言うのがあればコメントください^^
コロナの影響でマジックの機会が《もぎとり》されています。
大きな大会は軒並み中止ですし早く落ち着いてほしいですね。

なんかマジック欲を満たすことしたいな。
【モダン】20200214FNM
こんにちは、もぎとりです。
今日は久しぶりにFNMでスリヴァーで暴れてきました!

JustBurn 420氏などがMOリーグで結果を出しているスリヴァーズです。
レシピ https://www.hareruyamtg.com/ja/deck/271890/show/

このデッキは5c人間ようにメインに薬瓶以外の呪文を一切入れません。
36枚のスリヴァーでとにかく早く相手をビートダウンすることをコンセプトにしています。妨害や除去耐性は《不確定な船乗り》、《熱狂スリヴァー》と《屑肉スリヴァー》パッケージがあり消耗戦にも強い。

ロードは筋肉8枚に擬似ロード6枚の14枚。
回避能力は飛行共有スリヴァーがいるので大体飛んでいます。

従来のカンパニータイプと比較すると、
1マナ域が多く序盤からテンポとく動くことができる点
土地からのダメージがないのでビートダウンに有利な点
がメリットです。
一方、カンパニーを使った爆発力は無くなりました。

今回私は上記のレシピから以下の変更を加えてみました。

スリヴァーズ
クリーチャー:36
2:《横這スリヴァー/Sidewinder Sliver》
2:《先制スリヴァー/Striking Sliver》
4:《風乗りスリヴァー/Galerider Sliver》
4:《筋力スリヴァー/Sinew Sliver》
2:《屑肉スリヴァー/Dregscape Sliver》
4:《斬雲スリヴァー/Cloudshredder Sliver》
4:《血吸いスリヴァー/Leeching Sliver》
4:《不確定な船乗り/Unsettled Mariner》
4:《捕食スリヴァー/Predatory Sliver》
1:《激情スリヴァー/Frenzy Sliver》
1:《焼灼スリヴァー/Cautery Sliver》
1:《壊死スリヴァー/Necrotic Sliver》

3:《熱狂スリヴァー/Frenetic Sliver》

呪文:4
4:《霊気の薬瓶/AEther Vial》

土地:20
2:《古代の聖塔/Ancient Ziggurat》
4:《魂の洞窟/Cavern of Souls》
4:《手付かずの領土/Unclaimed Territory》
4:《スリヴァーの巣/Sliver Hive》
1:《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
3:《変わり谷/Mutavault》
1:《焦熱島嶼域/Fiery Islet》
1:《灼陽大峡谷/Sunbaked Canyon》


サイドボード:15
2:《吸管スリヴァー/Syphon Sliver》
2:《調和スリヴァー/Harmonic Sliver》
2:《四肢切断/Dismember》
3:《虚空の杯/Chalice of the Void》
2:《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
2:《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
2:《減衰球/Damping Sphere》



《焼灼スリヴァー》、《壊死スリヴァー》は私の完全なる好みです。
これまで幾度となくピンチから逆転させてくれた相棒なので彼らは外せません。

土地に関しては《古代の聖塔》の枚数を減らし、ホライゾンランドを2枚追加しました。
5色土地は12枚以上あり、焼灼、壊死の起動マナやサイドボードの《虚空の杯》を考えるとこちらの方がいいと思い変更。それに伴いランドのダメージが痛い試合がありそうなのでサイドに《吸管スリヴァー》を投入。
この75枚でいざ対決。

ラウンド1
白黒石鍛治
g1 後手
相手はハンデスからの石鍛治であったが、こちらが上から高打点叩き出して勝ち。
ライフメモ
me 20→16→15→10→9→8
you 20→18→17→15→19→18→8→12→2→0

サイドボード
out 薬瓶*4、激情スリヴァー
四肢切断*2大祖始の遺産*2調和スリヴァー

・虚空の杯入れてもよかったかな…白黒石鍛治は装備品だけでなく、漕ぎ手がいるので調和は2枚入れた方がよかった。

g2 後手1マリ
ハンデス、除去、石鍛治、で殴打頭蓋されて負け。
me 20→18→14→10→7→4→0
you 20→19→17→16→15→14→18

g 3 先手1マリ
展開するも滅び、ピン除去により捌かれ、3マナケイヤ、3マナリリアナが定着してしまい負け。3マナ目が中々引けなかった事も痛かったかな…熱狂スリヴァーが相手の除去3枚くらいフェズらしただけに残念。

1ー2

ラウンド2
山入りヴァラクート
先手
4キル
me 20→17→14
you 20→19→17→13→12→11→0

サイドボード
out 激情スリヴァー、屑肉スリヴァー
in 四肢切断*2

g2後手1マリ
斥候、オーメンマン、約束の刻で負け…
ヴァラクートも山にしたらそらアカン(笑)

me 20→17→16→0
you 20

g3 先手1マリ
4キル!斬雲スリヴァーで奇襲的に高打点叩き出せるのとても優秀。
兵は詭道なり。

me 20→19
you 20→18→17→12→0


一口メモ
ヴァラクートなどのランプデッキの場合、1 ターン目は《横這いスリヴァー》からの展開が良い。理由としては、樹上の草食獣を2ターン目から倒せるから。


ラウンド3 予言によりサイ
g1先手 
4キル!

me 20→19
you 20→19→17→10→0

サイドボード
out 激情スリヴァー、血吸いスリヴァー
in 大祖始の遺産*2
何故か最低減の墓地対策…

g2後手
サイ16体出されて負け。

me 20→19→18→17→16→投了
you 20→18

サイドボード
out 激情スリヴァー、血吸いスリヴァー4、屑肉スリヴァー2、焼灼スリヴァー
in 虚空の杯3 墓掘の檻2 四肢切断、調和スリヴァー2

g3先手2マリ
マリガンしてサイドインした虚空の杯を引き入れる。
x 0で置いてグダらしてビートダウン。

me 20
you 20→19→18→17→15→13→14→12→8→6→4→2→1→0

一口メモ
《血染めの月》を置いてくる相手には、《スリヴァーの巣》よりも《魂の洞窟》、《手付かずの領土》を先におきましょう。月を置かれるとクリーチャータイプが指定できず、月が消えてもただの《荒地》になるので。


結果2ー1でした。
スリヴァーズはスピードもあり、マナフラ受けも頼もしいので中々好感触。
色マナに困る事なかったから、もう一枚ホライゾンランド入れても好いかも。
ちょいちょい調整してこれで大きい大会出てみたいな。
デッキの細かいところは気が向けば別記事に書きます。

今日はこんなところで。

別冊 スリヴァー図鑑(多相の戦士編)
2021.1.20更新
今日は多相の戦士の記事です。

多相とは 「このオブジェクトはすべてのクリーチャー・タイプである。」を意味します。
つまり、スリヴァーであり、マーフォークであり、ドレッドノートであり、ずべらであります。
一般的には、クリーチャー・タイプを参照するカードとは相互作用を引き起こし、強い多相のカードは部族デッキで良く採用されます。

現在、多相関連のカードは38枚50枚(カルドハイム参照)ありますが、スリヴァーで使用実績のあるものや、使えそうなカードをいくつか紹介します。(wisdomGuild調べhttp://whisper.wisdom-guild.net/search.php?text=%E5%A4%9A%E7%9B%B8&page=1



《アメーバの変わり身》
多相(このカードは、すべてのクリーチャー・タイプである)
(T):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まですべてのクリーチャー・タイプを得る。
(T):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まですべてのクリーチャー・タイプを失う。
1/1


タップだけで、クリーチャー1体にすべてのクリーチャー・タイプを持たせたり失わせたりする能力を持つクリーチャー。
主な戦場はEDHで《スリヴァーの首領》と組み合わせて、対戦相手のクリーチャー強奪に用いられる。その他、相手の部族シナジーを崩したり、こちらの部族シナジーを強化したりそれなりに使える。
そのイラストからよくネタ扱いされるが、使い勝手によっては化けます。
Premium Deck Series: SLIVERSに、収録された由緒正しいスリヴァー。


カメレオンの巨像/Chameleon Colossus  (2)(緑)(緑)
クリーチャー ― 多相の戦士(Shapeshifter) MOR, レア
多相(このカードは、すべてのクリーチャー・タイプである。)
プロテクション(黒)
(2)(緑)(緑):ターン終了時まで、カメレオンの巨像は+X/+Xの修整を受ける。Xは、そのパワーである。
4/4


よく「最強の〇〇はこれ!」(〇〇にはマイナー部族が入る)という時に名前が挙がるカードです。
プロテクション黒と起動するたびに大きくなる起動型能力を持っています。
スリヴァーにおいては、ジャンドなどの黒系ミッドレンジがいる環境だと強い。
また、4マナのカードなので初祖スリヴァーからの展開が凄まじことになるかも。
能力の起動に色マナが必要な点が厄介ですが、そこはマナ系スリヴァーでカバーしましょう。


変わり身ののけ者/Changeling Outcast  (黒)
クリーチャー ― 多相の戦士(Shapeshifter) MH1, コモン
多相(このカードは常にすべてのクリーチャー・タイプである。)
変わり身ののけ者ではブロックできず、変わり身ののけ者はブロックされない。
1/1

1マナ1/1でブロックできず、されません。1マナスリヴァーが欲しい時にたまに採用されています。


外身の交換/Crib Swap  (2)(白)
部族インスタント ― 多相の戦士(Shapeshifter) LRW, アンコモン
多相(このカードは、すべてのクリーチャー・タイプである。)
クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。それのコントローラーは、多相を持つ無色の1/1の多相の戦士(Shapeshifter)クリーチャー・トークンを1体生成する。


名も無き転置/Nameless Inversion  (1)(黒)
部族インスタント ― 多相の戦士(Shapeshifter) LRW, コモン
多相(このカードは、すべてのクリーチャー・タイプである。)
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+3/-3の修整を受けるとともにすべてのクリーチャー・タイプを失う。


クセのある除去たちです。《名も無き転置》は除去だけで無くパワー強化(タフネス4以上)にも使えます。ただ、その場合スリヴァーで無くなるので注意して下さい。
どちらも《スリヴァーの巣》からのマナで色マナが賄える事は覚えておきましょう。


鏡の精体/Mirror Entity  (2)(白)
クリーチャー ― 多相の戦士(Shapeshifter) LRW, レア
多相(このカードは、すべてのクリーチャー・タイプである。)
(X):ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは基本のパワーとタフネスがX/Xになり、すべてのクリーチャー・タイプを得る。
1/1


能力は一つしかありませんが使い方は色々。
単純に打撃力アップとして用いたり、不意に薬瓶から出してスリヴァーを火力から護ったり、スリヴァーがマーフォーク やエルフになって島や森を渡ったりできます。
《呪文滑り》が罠の橋を渡った後に大きくなる事もあります。
以前は愛好家(?)も多く見られましたが、モダンホライゾン以降は枠が無くなりなりあまり使われなくなりました。
しかし、まだまだ可能性のある一枚です。


限りないもの、モロフォン/Morophon, the Boundless  (7)
伝説のクリーチャー ― 多相の戦士(Shapeshifter) MH1, 神話レア
多相(このカードは常にすべてのクリーチャー・タイプである。)
限りないもの、モロフォンが戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプ1つを選ぶ。
あなたがその選ばれたタイプの呪文を唱えるためのコストは(白)(青)(黒)(赤)(緑)少なくなる。この効果は、あなたが支払う色のマナの点数のみを減らす。
他の、あなたがコントロールしていてその選ばれたタイプであるクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
6/6


これを出して、5色スリヴァーなどの色濃いスリヴァーをガンガン出すデッキが一時期話題になりました。
2キルも可能なロマンあるカードですね。


不確定な船乗り/Unsettled Mariner  (白)(青)
クリーチャー ― 多相の戦士(Shapeshifter) MH1, レア
多相(このカードは常にすべてのクリーチャー・タイプである。)
あなたか、あなたがコントロールしているパーマネント1つが、対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象になるたび、それのコントローラーが(1)を支払わないかぎり、その呪文や能力を打ち消す。
2/2


現在、スリヴァーデッキに置いて1番採用されている多相の戦士です。
土地や薬瓶、プレイヤーを護れる事が非情に強いと感じます。
一部のコンボやバーンによく刺さり、殴り倒すまでの時間が稼げます。
また、青であることから《意志の力》、《否定の力》の餌になる事もいいですね。
2マナ2/2というスタッツもgood!
モダンはもちろんレガシーでも使用実績をあげている名誉スリヴァー。

領界渡り/Realmwalker  (2)(緑)
クリーチャー ― 多相の戦士(Shapeshifter) KHM, レア
多相(このカードはすべてのクリーチャー・タイプである。)
領界渡りが戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプ1つを選ぶ。
あなたはいつでもあなたのライブラリーの一番上のカードを見てもよい。
あなたはあなたのライブラリーの一番上からその選ばれたタイプのクリーチャー呪文を唱えてもよい。
2/3


カルドハイムで新しく加入したスリヴァー(多相)
カードアドバンテージを稼いだり、デッキトップの確認ができるので便利なカードです。死亡したスリヴァーをデッキのトップに戻す〈肺臓スリヴァー〉と組み合わせるとコンボにも使えます。

とりあえず、使えそうな多相はこんなところですかね。
多相は他にもいるので皆さんで可能性を探ってみてください^ ^

テーロス還魂記と禁止改定とスリヴァー
フルスポ
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/theros-beyond-death?n

いつものごとくスリヴァー視点。


《障害の幻霊》
対戦相手のPWを使いにくくするカード。
先制攻撃があるとはいえ、これを使うならファイレクシアの破棄者の方が優先されるかな。
フレンズの様なPWデッキが流行れば検討。

《太陽冠のヘリオッド》
ライフゲインのたびに対象のクリーチャーかエンチャントに+1カウンターを置く能力と、クリーチャーに絆魂を与える能力を併せ持つカード。
歩行バリスタとの2枚コンボが巷で話題ですね。

スリヴァー的には、《吸管スリヴァー》《溶岩腹スリヴァー》など自前でライフゲインできるカードと組み合わせると面白いかも。《溶岩腹スリヴァー》であれば、すべてのスリヴァーが追加で+1 +1カウンターが乗る仕様に変わります。2体出ればモリモリ強くなる!


《深海住まいのタッサ》
エンド前のブリンク能力とタッパー能力を併せ持つカード。
ブリンク能力は休眠スリヴァーと組み合わせたりすると気持ちよくなれる気がする。
タッパー能力は《念動スリヴァー》で良いですね。

《旋風のごとき否定》
スタック上に乗っている呪文や能力に4マナ要求するカウンター。
《絶え間ない飢餓、ウラモグ》などの唱えた時系呪文、やストームなどに有効。
普通にカウンター呪文としても使えるので優秀なカードだと思います。

《荒涼とした心のエレボス》
クリーチャーの死亡をドローに変えることができる能力と除去動力を併せ持つカード。
スリヴァーが除去を受けてもドローに補填でき、全体除去に耐性がつくかもしれません。
《暗心スリヴァー》と《ボーラスの城砦》でデッキを引き切ろう!


《青銅血のパーフォロス》
他のクリーチャーに速攻を与える能力と、赤かアーティファクトのクリーチャーを直接場に出す能力(騙し討ち系)を持つ。
5cスリヴァーを出してアタック!《熱狂スリヴァー》で50%で生還とかすると楽しそうです。

《アナックスの勝利》
英雄譚
《毒牙スリヴァー》や《悪意スリヴァー》と相性がいい。


《運命を紡ぐ者》
クリーチャーやエンチャントをカウンターされない+αの能力。
2マナ2/3で能力2つあるのにアンコモンとはたまげます。
魂の洞窟、薬瓶有するモダンスリヴァーに入るかと言えば怪しいですが、

《鋭い目、ナイレア》
クリーチャーのコスト軽減、アド稼ぎ能力を持つカード。
消耗戦であれば重宝しそうですね。
オーバーキルですがモロフォンと一緒に出せば、ほとんどのスリヴァーが0マナで出せそうです。

アーティファクト
《影槍》
装備クリーチャーにトランプル、絆魂、+1/1修整を与え、起動能力で相手のパーマネントの呪禁と破壊不能を消すカード。
呪禁や破壊不能が売りのデッキが流行ればサイドに入るかもしれません。
周りのメタに魂剥ぎが流行っていれば入れましょう笑

禁止改定
公式HP
https://mtg-jp.com/reading/publicity/0033630/


モダンで《オパール・モックス》《マイコシンスの格子》《王冠泥棒、オーコ》が禁止になりましたね。
オーコに押さえつけられていたジャンドやバーンなどのデッキが息を吹き返しそうですし、新たなメタゲームが生まれそうで楽しみですね。
オパールモックスについては、「ついにか」と思いました。
カードプールが増えるにつれて強くなってしまうカードでしたし致し方がない…
《出産の殻》が禁止された時と同じ印象です。

ウルザ禁止の声がありますが、所詮ウルザは4マナの伝説クリーチャー。
モダンの禁止カード一覧を見ても現在クリーチャーで禁止されているものは極悪犯ばかり
なのでそいつらには及ばないかな。

禁止改定で大きくメタゲームが変わりそうですが、当面はトロン系、ジャンド系、ヴァラクート系を念頭に置いて調整していきたいと思います。

まあ、今日はこんなところで。

20191220FNM
お久しぶりです。
久しぶりにモダンの大会に出てきました。

FNM モダン
使用デッキ:スリヴァー

デッキは以下の通り、

美徳ビートスリヴァー

クリーチャー:34
3:《風乗りスリヴァー/Galerider Sliver》
2:《先制スリヴァー/Striking Sliver》
2:《マナ編みスリヴァー/Manaweft Sliver》
4:《捕食スリヴァー/Predatory Sliver》
3:《斬雲スリヴァー/Cloudshredder Sliver》
4:《筋力スリヴァー/Sinew Sliver》
1:《焼灼スリヴァー/Cautery Sliver》
1:《屑肉スリヴァー/Dregscape Sliver》
1:《幻影の像/Phantasmal Image》
1:《宝革スリヴァー/Gemhide Sliver》
2:《拡散スリヴァー/Diffusion Sliver》
4:《不確定な船乗り/Unsettled Mariner》
1:《壊死スリヴァー/Necrotic Sliver》
2:《拘留代理人/Deputy of Detention》
1:《溶岩腹スリヴァー/Lavabelly Sliver》
2:《初祖スリヴァー/The First Sliver》

呪文:6
2:《美徳の力/Force of Virtue》
4:《霊気の薬瓶/AEther Vial》

土地:20
1:《繁殖池/Breeding Pool》
1:《神無き祭殿/Godless Shrine》
1:《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
1:《蒸気孔/Steam Vents》
1:《寺院の庭/Temple Garden》
4:《魂の洞窟/Cavern of Souls》
3:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3:《スリヴァーの巣/Sliver Hive》
2:《変わり谷/Mutavault》
1:《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
1:《マナの合流点/Mana Confluence》
1:《冠雪の島/Snow-Covered Island》

サイドボード:15
1:《吸管スリヴァー/Syphon Sliver》
1:《熱狂スリヴァー/Frenetic Sliver》
2:《調和スリヴァー/Harmonic Sliver》
1:《呪文滑り/Spellskite》
1: 遺棄の風/Winds of Abandon
1:《天界の粛清/Celestial Purge》
1:《統一された意思/Unified Will》
2:《否定の力/Force of Negation》
2:《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
2:《減衰球/Damping Sphere》
1:《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》


美徳の力により最速3キルができる構成です。
早い相手には美徳の力、遅い相手には初祖スリヴァーによる展開で攻めることができる柔軟性を持たせています(脳内プレイ)。
美徳の力をピッチコストで出せるように白いスリヴァーを増量。
《拘留代理人》は白マナカウントであり、サイドの《否定の力》のブルーカウント要員としても2枚採用。
サイドボードには除去枠として《遺棄の風》を採用。単純な除去としては《流刑への道》に劣りますが、硬直状態を一掃する可能性を秘めています。マナ編みがいれば超過も軽い。《呪文滑り》はスリヴァーは勿論、薬瓶も守れるナイスガイ。
そして雑にオーコ。


いざ、対戦!


ラウンド1 エルドラージトロン 1ー2
g1後手 お互い1マリ
相手は3tにナチュラルトロン完成。バリスタでロードが一体落とされるもライフを3まで削る。
しかし、最後の1点が遠く、カーンからの罠橋、マイコカーンで投了。
振り返れば、2tに拡散スリヴァーか筋力スリヴァーの選択で筋力スリヴァーを選択した事がミスだった。相手の行動が1 t魔力炉、2t鉱山からの搭載歩行機械だったので、エルドラージトロンと見込んで動けていたらバリスタの除去が間に合わず勝ててたかも。

サイドボード
薬瓶は相手のカーンや爆発域に弱いのでout。
inカードは置物対策や減衰球、ついでにオーコ。
out
美徳の力*2
霊気の薬瓶*4
幻影の像
in
減衰球*2
熱狂スリヴァー
調和スリヴァー*2
王冠泥棒、オーコ
遺棄の風

g2 先手 
調和スリヴァー、壊死スリヴァーで相手のパーマネント壊して、時間稼いでビートダウン。

g3 後手
調和スリヴァーで地図や精神石割ったりして茶を濁すもロードが引けず打点が伸びない…。
硬直状態の末、難題、スマッシャー等のエルドラージに押し負ける。


ラウンド2 グリクシスハンデス2ー0
リリアナの愛撫から燃立つ調査やハンデスカードを連打されるデッキ。

g1 先手 お互い1マリ
薬瓶から綺麗に展開して勝ち。船乗り強い。

サイドボード
ハンデスデッキシフト。ついでにオーコ
out
霊気の薬瓶*4
美徳の力*2
溶岩腹スリヴァー
in
大祖始の遺産*2
調和スリヴァー*2
熱狂スリヴァー
天界の粛清
オーコ

g2後手 1マリ
相手が色事故している隙にビートダウン。

ラウンド3 ウルザフード2ー0

g1 先手 1マリ
初祖さまが鹿になったりしたけど、飛行が強くて勝ち。

サイドボード
カーンや《仕組まれた爆薬》で無駄牌となる薬瓶抜いて置物対策。ついでにオーコ

out
美徳の力*2
霊気の薬瓶*4
in
調和スリヴァー*2
オーコ
呪文滑り
遺棄の風
熱狂スリヴァー
※エムリーによる爆薬の使いまわしがあるので、《大祖始の遺産》か《否定の力》を入れても良かったかも。

  g2後手
 爆薬ケアのためにマナ域を散らして展開。
 爆薬で何度か除去されるも、細かく小突いてライフを詰める。
オーコの鹿変化を呪文滑りが受け、最後は取っておいた《漸雲スリヴァー》達で殴りきる。爆薬、オーコが効かない《変わり谷》もいい仕事をした。

デッキの所感
美徳の力はサイドアウト率が驚異の100%!
家に帰ったらすぐにさよならバイバイですね(笑)。
もともと、バーンなどアドよりスピード重視の相手に試したいカードでしたが、今は環境が変わっています。
他のカードとの兼ね合いでは活躍するかもしれませんが、今はさすがに厳しいか。
というか、《否定の力》で良い。

それに対してオーコはサイドイン率100%!
まだ、使用感は分かりませんが、当面はメインに一枚刺してみることにします。
そのうち禁止になるかもしれませんが…

久しぶりに呪文滑りを使いましたが便利ですね~。
オーコの奥義も滑らせることができますから、中々いやらしい。
様々なデッキにサイドイン可能ないぶし銀カードです。

2019年の大会参加はこれで終わりかな。
年々、大会への参加日数は減っているだけに、プレイできる時間を大切にしていきたいです。
来年も新規スリヴァー出てこないかな。
出来るなら呪禁や、反射魔導士スリヴァーください(笑)!

今日はこんなところで。
【モダン】スリヴァー3tキル講座
【モダン】スリヴァー3tキル講座
【モダン】スリヴァー3tキル講座
スリヴァー3ターンキル講座

こんにちは、もぎとりです。
モダンのスリヴァーには3種類の3ターンキルの方法があります。
今回はそのルートを紹介します。

毒殺ルート

《悪性スリヴァー》による毒殺を狙うプラン。

《悪性スリヴァー》
Virulent Sliver / 悪性スリヴァー (緑)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
すべてのスリヴァー(Sliver)は有毒1を持つ。(いずれかのスリヴァーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーは毒(poison)カウンターを1個得る。10個以上の毒カウンターを持っているプレイヤーはこのゲームに敗北する。)
1/1


1ターン目に1体、2ターン目に2体出すとそれぞれが有毒3となり、3ターン目にはギラついたおはじきを対戦相手に10枚プレゼントすることができるロマンを秘めています。
これはハルクフラッシュというヴィンテージクラスのデッキに採用されるなど、以前からある程度活躍しているカードです。
モダンホライゾン以降は、《斬雲スリヴァー》や《屑肉スリヴァー》が追加されたことで、速度や回避能力の向上や除去耐性がついたので殺傷能力は向上しました。

ただ、ピンポイントで除去されると毒が溜まらない点や、単純にビートダウンした方が手っ取り早い事が多い点などやや使いにくい感じは否めない…
個人的には毒8まではたまるがそれ以上が遠い印象です。

スリヴァーで変わった勝ち方がしたい方は是非!

コンボルート

Morophon, the Boundless / 限りないもの、モロフォン (7)
伝説のクリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
多相(このカードは常にすべてのクリーチャー・タイプである。)
限りないもの、モロフォンが戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプ1つを選ぶ。
あなたがその選ばれたタイプの呪文を唱えるためのコストは(白)(青)(黒)(赤)(緑)少なくなる。この効果は、あなたが支払う色のマナの点数のみを減らす。
他の、あなたがコントロールしていてその選ばれたタイプであるクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
6/6

Sorin, Imperious Bloodlord / 傲慢な血王、ソリン (2)(黒)
伝説のプレインズウォーカー — ソリン(Sorin)
[+1]:あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは接死と絆魂を得る。それが吸血鬼(Vampire)であるなら、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
[+1]:あなたは吸血鬼1体を生け贄に捧げてもよい。そうしたとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。傲慢な血王、ソリンはそれに3点のダメージを与え、あなたは3点のライフを得る。
[-3]:あなたは、あなたの手札から吸血鬼クリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。
4

Goryo’s Vengeance / 御霊の復讐 (1)(黒)
インスタント — 秘儀(Arcane)
あなたの墓地にある伝説のクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。そのクリーチャーは、ターン終了時まで速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。
連繋(秘儀(Arcane))(2)(黒)(あなたが秘儀呪文を唱えるに際し、あなたはこのカードを手札から公開して連繋コストを支払ってもよい。そうした場合、このカードの効果をその呪文に追加する。)


《御霊の復讐》》や《傲慢な血王、ソリン》を使って、《限りないもの、モロフォン》を戦場に出し、そこから5色スリヴァーや《斬雲スリヴァー》につなげてビートダウンするプラン。最速で2ターンキル(御霊リア二メイト)ができる浪漫デッキです。
コンボプランが成立せずとも、遅いフェアデッキには5色スリヴァーが普通に唱えられ押しつぶすこともできるので、見た目以上に戦えるところもgood!

難点としては、コンボデッキ故手札が噛み合わないと何もできずに負けてしまう事や、地味に高いカードが多いことが難点。

スリヴァーで派手なことがしたい方にはオススメ。


美徳の力 ビートダウンルート

Force of Virtue / 美徳の力 (2)(白)(白)
エンチャント
あなたのターンでないなら、あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札から白のカード1枚を追放してもよい。
瞬速
あなたがコントロールしているクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。


これまでのスリヴァーによるビートダウンは最短で4キルでしたが、モダンホライゾンで《斬雲スリヴァー》、《美徳の力》が追加されたことで3キルができるようになりました。

流れとしては、
1t土地置いて薬瓶
返しの相手ターンに美徳の力をピッチで唱える。
2t 土地置いて薬瓶から1マナスリヴァーと斬雲スリヴァー出して4点。
3tロードを2体出してパワー4*4体で16点でちょうど20点
となります。
3t目で手札を全て使い切る(9枚)というご都合ビートです(笑)。

ただ、ここまで綺麗に回らなくとも、斬雲や美徳があれば3t目に9点ぐらいは叩き込めるので、コンボデッキにも間に合いそうです。

このプランの良いところは、単純に普通のスリヴァーデッキに組み込みやすい点が挙げられます。美徳の力を使う場合は白いスリヴァーを増やす必要があるので、《斬雲スリヴァー》や《不確定な船乗り》を増やすと良いと思います。

難点としては、手札の消費がマッハで、直ぐにリソースが切れてしまいます。
そのため、何らかのリカバリー手段を用意しておくと良いでしょう。

個人的にはこの美徳ビートを調整しています。
また、気が向いたらそのうちリストアップします。

とりあえず、今日はこんなとこです。
紹介したもの以外に3キルあったら教えてください( ^ω^ )



パイオニア スリヴァー
新フォーマット、「パイオニア:pioneer」が発表されましたね。

M14,M15が使用できるのでスリヴァーデッキも作れます。
リーガルスリヴァーは20種類で、金属ミミックなど部族サポートを入れば一応形にはなりそうかな?
といことで、パイオニアスリヴァーを作ってみました。

パイオニア スリヴァー

クリーチャー:26
4:《風乗りスリヴァー/Galerider Sliver》
4:《捕食スリヴァー/Predatory Sliver》
2:《金属ミミック/Metallic Mimic》
4:《マナ編みスリヴァー/Manaweft Sliver》
3:《拡散スリヴァー/Diffusion Sliver》
4:《血吸いスリヴァー/Leeching Sliver》
3:《吸管スリヴァー/Syphon Sliver》
2:《毒牙スリヴァー/Venom Sliver》
呪文:12
2:《孵化+不和/Incubation+Incongruity》
2:《集合した中隊/Collected Company》
4:《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》
2:《祖先の象徴/Icon of Ancestry》
2:《悪戦+苦闘/Driven+Despair》

土地:22
2:《手付かずの領土/Unclaimed Territory》
4:《草むした墓/Overgrown Tomb》
4:《変わり谷/Mutavault》
4:《スリヴァーの巣/Sliver Hive》
4:《繁殖池/Breeding Pool》
4:《湿った墓/Watery Grave》

サイドボード:15
4:《思考囲い/Thoughtseize》
1:《物語の終わり/Tale’s End》
4:《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
2:《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
2:《神秘の論争/Mystical Dispute》
2:《害悪な掌握/Noxious Grasp》

飛行と筋力系が欲しくて緑、青、黒の3色です。
ロードを並べて、上から殴るが基本戦術。自分よりも早いビートダウン(バーンやアタルカレッド、機体)に対抗するために、吸管スリヴァーを入れる。

スリヴァー以外の呪文はロード水増しのための《金属ミミック》、《祖先の象徴》。1ターン目の動きや、除去としても使える《孵化不和》。
パワーカード枠の《密輸人の飛行機械》、《集合した中隊》。
毒牙スリヴァー、密輸人の飛行機械と相性のいい《悪戦+苦闘》

サイドボードは、ハンデスとカウンターと墓地対策とPW対策を入れています。

噛み合いが良ければ相手を引き倒せるかもしれませんが、コンボや高速アグロと戦うためにはかなり調整が必要ですね。
モダン屈指のパワーカードや禁止カード相手にどこまで戦えるかはちと不安。

パイオニアのデッキについて
個人的には、【タルキール~イニストラード期】に使っていた「パズル&ドラゴンズ:リアニメイト系」や【アモンケット~イクサラン期】に使っていた「ミラクルグロウ:クロックパーミ」を蘇らせたい。

パイオニアの環境のこれから
パイオニアの環境調整については、モダンとの差別化のためにも、ヴィンテージのように制限カードの設定などで調整してほしいですね。
コンボが強い環境でもキーカードが一枚であれば中々探せないでしょう。
サヒーリや死儀礼のシャーマンも1枚なら許せるかも?

とはいえ流石に青の壊れドロースペルは禁止か。

gold fishでスリヴァーが取り上げられたとのことで、読みました。
気になったので読んでついでに簡単に意訳(エクストリーム翻訳)してみました。

以下引用
https://www.mtggoldfish.com/articles/much-abrew-slivers-modern-magic-online

みんなこんにちは、モダンホライゾンで強化されたスリヴァー デッキを使うぜ。
スリヴァー はモダンホライゾンゾンで、斬雲スリヴァー の様な強いスリヴァー が入ったのに、色々訳あってモダンではマークされてないようだな。
今日は5cスリヴァー を使ってリーグに潜り込み時代を変えるぜ。
スリヴァー はすべてのクリーチャーが実質ロードみたいなもので、各々が能力を与え分ける点が特徴だぜい。
スリヴァー は個々は弱いけど集まれば究極生命体になるんだぜ。

まあ、ビデオを見てみよう。

動画
ラウンド1 ジャンド2ー0
ラウンド2 ドレッジ0ー2
ラウンド3 ジャンド2ー1
ラウンド4 エルドラージトロン2ー0
ラウンド5 緑トロン 1ー2

感想
・リーグをスリヴァー で挑んだ結果は3ー2だった。結果はいいとは言えないが、まあローグ部族デッキとしては妥当なところか。

・ ジャンドに対して強かったよ。2回当たってどっちも勝ったからね。レンと6番が1点飛ばすから心配してたけど、そんなに問題じゃなかった。レンと6番、ヴェリアなを序盤に出された試合にも勝てた。

・1番の問題はサイドボード。今回はキュートさ優先でサイドボードを全てスリヴァーにした。でも、トロンやドレッジと戦ってみて、アンフェアデッキ相手にそれは通用しないと学んだよ。対フェアデッキについては、ジャンドやエルドラージトロン勝ってるから相性はいいかな。拡散スリヴァー や熱狂スリヴァー 、屑肉スリヴァー と言った良いサイドボードもあるしね。サイドを変えるなら、いくつかスリヴァー を抜いて、墓地対策入れたり、ストームやトロン対策に減衰球入れるといいよ。今回サイドに入れていなかったけど、壊死スリヴァー を入れてもいいね。

・初祖スリヴァー はおそらく要らない。楽しそうだから入れたけど活躍しなかった。他に軽いスリヴァー や除去を入れた方が良い。

・斬雲スリヴァー は強い。飛行と速攻の組み合わせは、あっという間に相手を轢き殺すことができる。

・名誉スリヴァー である不確定な船乗りも板。スリヴァー を除去から守ったり、アンフェアコンボに効いたりいぶし銀カード。

・悪意スリヴァー と屑肉スリヴァーはメインに一枚ずつしか入っていなかったからかリーグではあんまり活躍しなかった。ただ、屑肉スリヴァーはちょいと貢献したかな。序盤に除去られたスリヴァー達をリアニメイトして盤面を埋め尽くす動きは圧巻の動きさ。

・一般的に薬瓶と集合した中隊を一緒のデッキに入れることはディスシナジーであんまり良くないと思ったけどスリヴァーはそんな事なかった。薬瓶とカンパニー以外の呪文は四肢切断ぐらいでクリーチャーばっかりのデッキだからね。

・いくつかのゲームにおいてはマナベースがヤバイ。5色土地を1、2枚引けている時は良いけど、時々沼やショックランドやアーボーグを引いて何も唱えれない悲しい事態になっちゃうぜ。かと言って、人間デッキやエレメンタルの様に5色土地ばかりにすることもできないんだ。だって菅草スリヴァーが沼タイプの土地を必要とするからね。この問題(マナベース)については解決策がわからないぜ。

・新しく強力なカードが加わり、その爆発力は驚くべきパワーがあるぜ。
軽量ロードが斬雲による速攻や回避能力をつけて攻める動きは、青系デッキに有効で4キルできる。サイドボードを大幅にいじることが出来たら、モダンでも良い位置につけると思うよ。部族デッキが好きな人だったら選択肢の1つに入れても良いかもね。まあ、サイドボード頑張って。
引用終わり

本文無いと引用にならないので簡単に記事の感想。

動画を見て
・ジャンド戦で初祖様サイドアウトしていたけど、除去の多いジャンド相手には盤面を再構築するために残しても良かったのでは?また、個人的にはジャンドは除去とハンデスデッキなので薬瓶を抜く事が多い。スリヴァーデッキは薬瓶デッキでもあるけど、カンパニーデッキであり土地はそれなりにのばしたいですしね。先手ならともかく後手は抜くかなと。

・ドレッジ戦は相手のまわりがよかった。流石に〈這い寄る恐怖〉あれだけ落とされたらビートは厳しい。全力の〈燃焼〉で燃やされたけど、船乗りあったら勝ってたな。サイドボードで風乗り外していたけどあれはよく分からなかった。〈燃焼〉あるけど拡散や船乗りあるし、先手であれば残すべきかな。あと、悪意スリヴァー残すより溶岩腹の方が役に立ちそう。

・ エルドラージトロン戦では、船乗りサイドアウトしていたけど、エルトロはサイドから次元の歪曲入れてくるし、バリスタ、難題があるから残した方が良い。先手で2t目にばに出せれば、2t難題を含めた相手の2t目の行動が怖くない。また、後手の場合薬瓶をサイドアウトした方が良いかも。理由は4枚採用されている事が多いカーンや爆発域で酷い目にあわされる事が多いから。初速で轢き殺す意思が強いのであればその限りではないですが。

・緑トロン戦は3戦目が4マリガンで負けていた。2戦目が良い感じに轢き殺せていただけに残念。ただ、これは運が悪いというかやはりスリヴァーのマナベース問題が顕著に出てしまった例でした。記事にもある様にスリヴァーのマナベース問題は大きな課題ですね。。。多色土地取ると沼がないというジレンマがスリヴァー使いを襲う。

・動画内ではややフェッチミスと思われるシーンがいくつか見られた。斬雲スリヴァーと不確定な船乗りを採用している場合は、白マナの確保がかなり重要なのでショックインのダメージを恐れずに〈神なき祭殿〉の方がよかったのでは、と感じるシーンがあった。ただそれだとカンパニーが打ちづらくなるので、やはり〈寺院の庭〉を一枚は採用したいですね。寺院の庭と5色土地だけでかなりの呪文がキャストできます。次点で〈蒸気孔〉が結構あると便利な土地。

記事の内容について

・しょ、初祖様は弱くないはず!記事ではかなり要らない子扱いに書かれていた(probably)印象があるが、スイーパーの多いデッキには一枚入れておくだけで、立て直しが容易ですし、とにかくフェアデッキに強い。不敬にも程がある。

・ サイドボード問題はスリヴァー使いによって差が出るところ。今回のようなフルスリヴァー構成については過去に店舗の部族モダン大会に出た時にやったことあるけど楽しいんですよね。まあ、今の環境であればやはりアンフェア意識しないと勝ちきれないんで、〈減衰球〉、墓地対策(個人的には大祖始の遺産が好き)、置物対策を基本に環境に合わせたいところですね。

・ マナベース問題について私の出した結論は、バントカラーに寄せました。基本土地も〈平地〉一枚にして色事故を減らす方向にしました。沼カウントについては減ったので、〈菅草スリヴァー〉の枚数を抑えて、〈幻影の像〉による擬似ロード水増し作戦をとっています。結果、色事故は減っているんですが、〈流刑への道〉や〈廃墟の地〉に弱いんですよね〜。〈血染の月〉に関しては、〈活性の力〉や〈天界の粛清〉がありますが、相変わらず嫌いかな…。

まあ、何が正解かは分かりませんが、スリヴァーはその調整が楽しいんですよね〜


まあ、今日はこんな感じで。

エルドレインの王権とスリヴァー
エルドレインの王権がリリースされますね!
いつものごとくスリヴァー 脳で気になるカードをピックアップ!

フルスポイラー
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/throne-eldraine

〈白〉
耳の痛い静寂
毎ターンクリーチャー以外の呪文は1つしか唱えられなくなるエンチャント。
チェインコンボ対策としては、クロックとなるサリアや色を選ばないアメジストの棘との比較になるが、これは1マナと軽く、2つ目以降の呪文を唱える事自体を禁止にする点が魅力的。 モダンだとサイドに枠は取れるかが少し怪しい。

〈めでたしめでたし〉
勝利条件に関しては、初祖などの5色スリヴァー や多相部族呪文(名も無き転置.)を用いたり、暗心スリヴァー 、吸管スリヴァーでライフゲインしたりすれば達成できる。コンボパーツ集めは誘導スリヴァー 、頭空スリヴァー 、休眠スリヴァー を使えば良い。
なんと、相手が無限ライフを得ようが、罠の橋や崇拝を設置しようが勝利をモノにすることができる!
世界はスリヴァー で埋め尽くされました、めでたしめでた死。

〈静寂をもたらすもの〉
人間デッキ相手にサイドインすると中々嫌がられそう。静翼のグリフや倦怠の宝珠、トカートリの儀仗兵など似たような効果を持つカードが多く存在するので使い分けよう。
イラストが綺麗なのでfoilは欲しい。


〈厚かましい借り手〉
パーマネントバウンス+3/1瞬速飛行。青のダブルシンボルが厳しいのでスリヴァー デッキでは採用しにくいが、使われる可能性は高い。薬瓶をバウンスされるとテンポを取られるので、フェアリー相手には2tに船乗りが良いかもね。

〈願いのフェイ〉
ゲーム外からクリーチャー以外のサーチ+1/4飛行+α
使い方はサイドボードから、対策カードを引っ張ってこれるほか、〈めでたしめでたし〉をサーチして勝つこともできる。
冗談はさておき何らかの可能性を感じる一枚。

〈神秘の論争〉
青相手であれば1マナで打てるマナ漏出となる。
青白コントロールやコンボ対策にワンチャンあり。


〈死霊の金切り声〉
黒1マナで追放ハンデスが打てるが、黒いカード以外だとこちらもカード1枚追放するペナルティのあるカード。コンボ相手の場合、2:1交換してもキーパーツ落とせるなら安いもの。引き過ぎた土地や後引きの薬瓶なら追放してもそれほど痛くない。
「黒いカードでないなら、自分も一枚追放」と考えるよりも、「黒であれば追放しなくても良い」と考えるとお得感が増す気がする。

〈願い爪のタリスマン〉
コンボ系スリヴァー のお供に。相手に渡ったら、調和スリヴァー で割ろう!

〈魔女の復讐〉
3マナで特定の部族に-3/-3修正を与えるカード。
マイナス修正のため、再生も出来ない。さすがにこれはスリヴァー の暴力を恐れた開発陣がデザインしたと思われる。しかしながらスリヴァー は熱狂スリヴァー で回避したり(回避率50%)、屑肉スリヴァー で返しのアタックがある!
モダン以下であれば疫病マンが優先されると思うが、スリヴァー がtier1になれば活躍するかもしれない…。
(人間デッキやマーフォーク の活躍により採用されるとかそんなとばっちりは勘弁してください。)


〈僻境の暴虐」〉
攻撃クリーチャーへパワー修正とトランプを付与する。
トークンのチャンプブロックを防ぎ、接死があれば大ダメージを叩き出すこともできる。


〈グレートヘンジ〉
アドアドしい置物。コンボデッキで活躍できるかもしれない。
それよりカーンでクリーチャー化して殴りに行こう。

〈むかしむかし〉
上から5枚見てクリーチャーor土地を探すことができる。最初に唱えた場合は、マナコスト無しで唱えることができる。スリヴァー は勿論、土地も探せることは有難い。変わり谷や沼タイプを持つ土地を探したい局面は良くあるので、数枚試してみても良いかも。インスタントである事もポイント高い。

多色
〈呪われた狩人、ガラク〉
能力は強いがモダン以下だと流石に重い。

〈王冠泥棒、オーコ〉
3/3を量産できるがデッキには合わないか。引きすぎた薬瓶を3/3にできる。

〈王家の跡継ぎ〉
点で攻める際には活躍できるが、優先度は低いか。アドが取れず盤面にさわれない点が気がかり。

アーティファクト
〈石とぐろ海蛇〉
到達とプロテクション(多色)がうっとおしいが、それ以上にうっとおしい生物が多いので誤差。

土地
〈お城サイクル〉
マナフラ受けには良いが、ダブルシンボルが厳しい。

〈基本土地タイプ持ちサイクル〉
コモンなのでパウパー での採用が検討できる。
それ以上にゼンディカーでのフェッチ土地再録への布石であって欲しい。



ちょとおふざけが過ぎましたが、とりあえずモダンスリヴァー では〈むかしむかし〉、サイドに〈耳の痛い静寂〉あたりを試そうかな。


今日はこんなところで。

MCQ 大阪 with スリヴァーズ
MCQ 大阪に参加デッキはもちろんスリヴァー。

5cスリヴァー
クリーチャー:33
3:《風乗りスリヴァー/Galerider Sliver》
2:《先制スリヴァー/Striking Sliver》
3:《斬雲スリヴァー/Cloudshredder Sliver》
3:《不確定な船乗り/Unsettled Mariner》
1:《焼灼スリヴァー/Cautery Sliver》
4:《筋力スリヴァー/Sinew Sliver》
1:《幻影の像/Phantasmal Image》
1:《宝革スリヴァー/Gemhide Sliver》
2:《拡散スリヴァー/Diffusion Sliver》
4:《捕食スリヴァー/Predatory Sliver》
2:《マナ編みスリヴァー/Manaweft Sliver》
1:《屑肉スリヴァー/Dregscape Sliver》
1:《壊死スリヴァー/Necrotic Sliver》
2:《菅草スリヴァー/Sedge Sliver》
1:《拘留代理人/Deputy of Detention》
1:《吸管スリヴァー/Syphon Sliver》
1:《吸血スリヴァー/Vampiric Sliver》

呪文:7
3:《集合した中隊/Collected Company》
4:《霊気の薬瓶/AEther Vial》

土地:20
1:《平地/Plains》
4:《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1:《寺院の庭/Temple Garden》
1:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1:《神無き祭殿/Godless Shrine》
1:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1:《湿った墓/Watery Grave》
4:《スリヴァーの巣/Sliver Hive》
1:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1:《マナの合流点/Mana Confluence》
2:《変わり谷/Mutavault》
1:《繁殖池/Breeding Pool》
1:《神聖なる泉/Hallowed Fountain》

サイドボード:15
1:《熱狂スリヴァー/Frenetic Sliver》
1:《調和スリヴァー/Harmonic Sliver》
1:《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》
1:《初祖スリヴァー/The First Sliver》
1:《巣主スリヴァー/Sliver Hivelord》
1:《天界の粛清/Celestial Purge》
1:《統一された意思/Unified Will》
2:《否定の力/Force of Negation》
1:《活性の力/Force of Vigor》
1:《末裔の道/Descendants’ Path》
2:《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
2:《減衰球/Damping Sphere》

使用デッキについて
黒いデッキのサイドから雑に突っ込まれる疫病を仕組むものがきつそうなので、菅草スリヴァーを復活させた。ある意味マナ編みとの2枚コンボでもあるのでフェアデッキの多い環境であれば強い。沼や黒マナカウントを増やすためにショックランドやフェッチランド、マナの合流点を入れる。土地ダメージが増え、バーンに弱くなりすぎたので、吸管スリヴァーをメインに移行。また、黒が出やすくなったのでサイドボードに汎用性の高い疫病マンを採用。サイドのゲスト(お洒落枠)に巣主スリヴァーを迎え入れる。
除去についてはライフが痛すぎるので四肢切断を抜き、除去は焼灼スリヴァー、壊死スリヴァー、そして拘留代理人を使いまるい構成にした。

いざ、開戦

R1 ジャンド 2ー1
先手
g1 ロードに除去を打たれるも、屑肉スリヴァーが墓地から仲間を呼んできて勝ち。
サイドボード
レン6、疫病マン対策にタフネス1を減らす。消耗戦シフト。
out
霊気の薬瓶4
幻影の像
血吸いスリヴァー
宝革スリヴァー
吸管スリヴァー
in
大祖始の遺産*2
巣主スリヴァー
初祖スリヴァー
疫病を仕組むもの
天界の粛清
熱狂スリヴァー
末裔の道

g2後手 1マリ
立ち上がりにもたついている所を、レン6と幽霊街ハメをくらい投了。

g3先手 1マリ
疫病ケアしつつ、菅草が再生できる状態で着地させる。
大祖始の遺産で相手の墓地を細かく掃除してレン6、タルモに仕事をさせず最後はロードによる暴力で勝ち。


ラウンド2 トリコ石鍛治0ー2
g1後手
殴打頭蓋を出されるも、「フルパンでピッタリライフ詰められる」と焦りフルパンしたら稲妻のらせん食らって負け… 薬瓶あったから、ブラフでも土地置かずに持ってたら何か変わったかもしれない…

サイドボード
石鍛治デッキと戦うの初めてなのでよくわからないけど、置物対策入れた。
out
屑肉スリヴァー
吸管スリヴァー
in
調和スリヴァー
活性の力

g2先手
薬瓶、土地1キープしたら削剥で割られましたああああ…
薬瓶土地1キープは良いけど、その土地が変わり谷だったため展開が遅れて後手後手に回ってしまい負け。
1g落としているだけに、もうちょっと厳しくキープしないとダメだったか?


ラウンド3 御霊シュート2ー1
g1 後手
エムラシュートされて負け…

サイドボード
墓地対策とカウンターでクロパシフト。疫病マンの可能性があるのでタフ1減らす。
out
先制スリヴァー2
宝革スリヴァー
吸管スリヴァー
屑肉スリヴァー
in
大祖始の遺産*2
否定の力*2
熱狂スリヴァー
統一された意思

g2 先手 ダブマリ
大祖始の遺産キープ
ロードを並べ、遺産でコツコツ墓地掃除してビートダウン。

g3 後手
クロックパーミッションして勝ち。
集合した中隊とカウンター構える動きが強すぎて気持ちいい。


ラウンド 4 バーン1ー2
g1 後手
「マナの合流点とフェッチで色マナ大丈夫や!」って思ったら、速僧が走ってきてそのまま負け…

サイドボード
重いところを減らして否定の力、パージを入れる。また、渋面の溶岩使い対策兼手数稼ぎに遺産。1戦目落としていて、罠橋怖いので調和スリヴァー も入れる。
out
集合した中隊 3
屑肉スリヴァー
血吸いスリヴァー
in
天界の粛清
否定の力
調和スリヴァー
大祖始の遺産 2

g2 先手
不確定な船乗りでテンポ落とさせて
ロード育ててビートダウン。

g3 後手
肉の壁を作り攻めに回るも、残り1点がとどかず負け。
ランドからのダメージが多かったことも厳しかった。
ってか否定の力を2枚サイドインするべきだった。

ラウンド5 青白スピリット(青白フライング?) 1ー2
白青スピリットに天穹の鷲や美徳の力、戦隊の鷹が入ったデッキ。
一般的なスピリットよりも手札アドと打点が高い印象。

g1後手
ダメージレースで負け。
初見デッキでもありやや戸惑ってしまい考えすぎたか。

サイドボード
対部族対策カードと置物対策を入れる。
out
屑肉スリヴァー
幻影の像
in
疫病を仕組むもの
調和スリヴァー

g2先手1マリ
薬瓶スタートから順調に展開して最後は焼灼スリヴァーで焼き切る。

g3 後手1マリ
コンバット下手くそで負け。
不用意に殴らずもう少し硬直状態を作った方が良かった。
場が揃えばスリヴァーは究極生命体が並ぶので焦らない気持ちを大切にしたい。
また、後手であれば活性の力はサイドインすべきだった。


ラウンド6 ヴァラクート 2ー1
g1 後手
薬瓶スタートで順調に展開するもの打点がやや低い。
相手が原初のタイタンを召喚したので、幻影の像でコピーして沼ランドをサーチ。
結果、場にいた菅草スリヴァーが本気出して相手のライフを削りきる。

サイドボード
レン6や神々の憤怒に弱いところを抜いて、カウンターと熱狂を入れる。
out
屑肉スリヴァー
血吸いスリヴァー
宝革スリヴァー
吸管スリヴァー
in
否定の力 2
統一された意思
熱狂スリヴァー

g2 後手
薬瓶スタートするも身が少なく相手の噴火が間に合って負け。
1戦目とってただけにキープがぬるかったかな…

g3 先手 1マリ
3度薬瓶スタート。
斬雲の飛行速攻により最大速度出して勝ち。手札にはカウンターもあったので盤石だった。


ラウンド7 ソプターコンボ 2ー0
g1後手
相手はメインからギラプールの霊気格子が入っていたが、船乗りのおかげでプレーヤーにすらダメージが入らない。相手のソプターコンボが揃ったが、 巨大スリヴァーで轢ききって勝ち。

サイドボード
アーティファクト対策と墓地対策+疫病マン入れて、効果の薄いところやタフネス1を抜く。
in
調和スリヴァー
活性の力
大祖始の遺産 2
天界の粛清
out
屑肉スリヴァー
宝革スリヴァー
吸管スリヴァー
幻影の像
血吸いスリヴァー

g2後手 相手1マリ
最大速度を出して勝ち。
手札には疫病マンもいたのである程度盤石だったかな。

ラウンド7 オルゾフ石鍛治 0ー2
ハンデスや小悪疫でリソースを削りつつ石鍛治、殴打頭蓋パッケージで攻めるタイプのデッキ。

g1 後手
思考囲いを打たれての石鍛治は流石にキビシイ。小悪疫でリソース削られた事も痛かった。

サイドボード
薬瓶を抜いてファクト対策を入れる。また、小悪疫デッキは多かれ少なかれ墓地活用はするので、大祖始の遺産を入れる。
out
霊気の薬瓶4
幻影の像
宝革スリヴァー
in
大祖始の遺産2
調和スリヴァー
熱狂スリヴァー
末裔の道
初祖スリヴァー

g2先手
ハンデスで末裔の道や拘留代理人を弾かれ、土地ばっかり引いて負け。

総括とデッキの所感
環境が遅くなってフェアデッキが増えた事はスリヴァーにとっては追い風だと思います。石鍛治デッキについては、2回当たってストレート負けしているけど、キープミスやフェッチミスがあったし、フリプでは結構勝っているので一概には不利とは言えないかな。どちらかというと乗り手の問題…。精進していきたい。
デッキについては概ね満足。サイドに否定の力が入った事でコンボへの耐性がつき、丸さが増した。ただ、バーンへの耐性がやはり低いのは問題なので、末裔の道を呪文滑りに入れ換えたい。バーンなどの稲妻デッキや、最近増えている感染や親和デッキ相手にもサイドイン出来る。今のデッキであれば青マナも出やすいですしね。
コントロールに強くするために、ゲストの巣主さまの代わりに3マナテフェリー入れてもいいかも。ただ、せっかく入れるなら念動スリヴァー 入れてハーフロックギミックも組み込みたいかな。念動スリヴァー は遅い環境であれば活躍の機会が増えるし、石鍛治デッキにも強い。ブルーカウントにも含まれるので、拘留代理人抜いて入れようかな…

禁止改定でいろんなデッキが活躍できるいい環境になったと感じます。
まあ、今日はこんなとこで。

【モダン】草の根大会と禁止改定〜
草の根大会に参加。
久しぶりにスリヴァーまわせるのワクワクして参加。
何気にロンドンマリガン後初の対人戦。

草の根とはいえ、参加者は24人で5回戦後にシングルエリミネーションまである本格なものであった。

デッキは以下の通り。
5cスリヴァー (菅草レス)

クリーチャー:32
2:《先制スリヴァー/Striking Sliver》
3:《風乗りスリヴァー/Galerider Sliver》
3:《斬雲スリヴァー/Cloudshredder Sliver》
1:《幻影の像/Phantasmal Image》
4:《捕食スリヴァー/Predatory Sliver》
2:《拡散スリヴァー/Diffusion Sliver》
4:《筋力スリヴァー/Sinew Sliver》
1:《屑肉スリヴァー/Dregscape Sliver》
3:《不確定な船乗り/Unsettled Mariner》
1:《宝革スリヴァー/Gemhide Sliver》
2:《マナ編みスリヴァー/Manaweft Sliver》
1:《焼灼スリヴァー/Cautery Sliver》
1:《拘留代理人/Deputy of Detention》
1:《熱狂スリヴァー/Frenetic Sliver》
1:《壊死スリヴァー/Necrotic Sliver》
2:《吸血スリヴァー/Vampiric Sliver》

呪文:8
1:《四肢切断/Dismember》
3:《集合した中隊/Collected Company》
4:《霊気の薬瓶/AEther Vial》

土地:20
1:《平地/Plains》
4:《スリヴァーの巣/Sliver Hive》
1:《焦熱島嶼域/Fiery Islet》
1:《寺院の庭/Temple Garden》
1:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1:《手付かずの領土/Unclaimed Territory》
1:《冠水樹林帯/Waterlogged Grove》
1:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1:《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
1:《地平線の梢/Horizon Canopy》
1:《繁殖池/Breeding Pool》
2:《変わり谷/Mutavault》
4:《魂の洞窟/Cavern of Souls》

サイドボード:15
1:《調和スリヴァー/Harmonic Sliver》
1:《吸管スリヴァー/Syphon Sliver》
1:《初祖スリヴァー/The First Sliver》
1:《外科的摘出/Surgical Extraction》
1:《統一された意思/Unified Will》
1:《天界の粛清/Celestial Purge》
1:《貪欲な罠/Ravenous Trap》
2:《否定の力/Force of Negation》
1:《活性の力/Force of Vigor》
1:《末裔の道/Descendants’ Path》
1:《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
2:《減衰球/Damping Sphere》
1:《自然に仕える者、ニッサ/Nissa, Steward of Elements》

色マナの安定とホライゾンランドを採用したいがために《沼》タイプの土地を切ってみた。
減ったロード枠には血吸スリヴァーと、《幻影の像》を投入。
除去耐性は、《拡散スリヴァー》、《不確定な船乗り》、《熱狂スリヴァー》でカヴァー。
お試し枠に《拘留代理人》を採用。人間、スピリットは勿論、最近ではマーフォーク でもお呼びがかかる程優秀なので試しに一枚入れて働きっぷりを観察。
問題としては沼がないので四肢切断はほぼ、4点のライフを払うカードになってしまった…

ラウンド1
4cサヒーリコンボ 2ー0
g1後手1マリガン
お相手は寺院の庭から貴族の教主。
こちら薬瓶スタートからスピード優先で展開して4キル。

サイドボード
in否定の力*2
out屑肉スリヴァー、熱狂スリヴァー

g2後手1マリ
流刑を意識して血吸スリヴァーを囮にしつつ展開していく。
相手はスラーグ牙を2連打し、ダメージレースを有利に進めようとするも、
幻影の像でスラーグ牙をコピーして、グダらせる。先制スリヴァーでにらみ合い状態を作り、スリヴァーの巣でトークン増やして、最後は拘留代理人で極楽鳥を全て拘留して飛行を付与して上からビートダウン。

ラウンド2エターナルブルー 2ー0
g1後手1マリ
薬瓶スタートから4キル。

サイドボード
in否定の力*2
out熱狂スリヴァー、屑肉スリヴァー

g2相手の土地事故もあったが、不確定な船乗りが強くて勝ち。
船乗りがいると、相手の疲労困憊や万の眠りのマナコストも増えるのでかなり有利だった。

ラウンド3
青白マーフォーク 2ー1
g1 後手 相手1マリ
相手のロード連打になすすべ無く負け。

サイドボード
in 吸管スリヴァー、調和スリヴァー、ニッサ
out 幻影の像、熱狂スリヴァー、屑肉スリヴァー

g2先手
飛行が強くて4キル。
この試合、変わり谷と船乗りが化け物。

g3 後手
先に相手が盤面を作り、ライフ残り3にまで追い詰められるもこちらも場が整う。
相手のフルパンに対して総ブロックで更地となったところで、風乗りスリヴァー、吸管スリヴァーを展開してペチペチ殴って勝利。

マーフォーク 戦はペテン師や潮流の先駆けを丁寧にケアすることが大事。

ラウンド4、5はID。
ジャンド、エルトロ、緑トロン、感染などとフリプ。


シングルエリミネーション
ラウンド1 エルフ 2ー1
g1 先手
相手のぶんまわりで負け。ぶんまわりのスピードは勝てないね…

サイドボード
in 吸管スリヴァー
out 熱狂スリヴァー

g2先手
薬瓶から綺麗に展開して4キル。

g3
1t先制スリヴァー、2t斬雲スリヴァー、3t血吸スリヴァー、風乗りスリヴァー、4t勝ち

勝ったけど時間の都合で相手にトス。
パックもらって帰宅しました。

フリプを含めた所感

菅草抜いたけど打点的には、物足りなさは感じなかった。
飛行付与が6枚いるのでブロックはされにくい。
ただし、ジャンドと戦う際はレンと6番や疫病に弱くなるのが悩ましいが、サイド後から投入される初祖スリヴァー、末裔の道、ニッサによる物量、大祖始の遺産、天界の粛清で戦えた。

拘留代理人はまさに「しまっちゃうおじさん」。
否定の力のコストにもなるし、どの相手にもほぼ腐らない。
デッキにスリヴァー以外入れたくないけど、スリヴァーの飼育員として契約延長決定。

そして気がつけば禁止改定。
ホガーク、物あさりが牢獄に入れられ、石鍛治が釈放とな。
スリヴァーはビートダウンなので雑に出される絆魂は嫌っちゃ嫌だけど、所詮は地を這う生き物。スリヴァーのスピードについてこれるかな?
それより、コラガンの命令をはじめとした置物対先が増える可能性がある方が問題。その場合、不確定な船乗りの価値がまた上がりそう。

今日はこんなとこで。

モダンホライゾンでスリヴァーが取り上げられた事で、モダンでスリヴァーを組もうと考えた方も多いかなと思います。
しかし、部族デッキを組む上で必要とされる魂の洞窟、霊気の薬瓶に加え、菅草スリヴァーやスリヴァーの巣など、スリヴァー関連のカードが高騰してしまいました。
こうなってしまうと、資産の少ない方は気軽にスリヴァーデッキを組むことができまいのでしょうか?

「できらあ!」
と言いたいので急遽作ってみました。

【モダン】入門スリヴァー

クリーチャー:32
4:《悪性スリヴァー/Virulent Sliver》
4:《横這スリヴァー/Sidewinder Sliver》
2:《歩哨スリヴァー/Sentinel Sliver》
4:《マナ編みスリヴァー/Manaweft Sliver》
4:《捕食スリヴァー/Predatory Sliver》
4:《拡散スリヴァー/Diffusion Sliver》
4:《筋力スリヴァー/Sinew Sliver》
2:《宝革スリヴァー/Gemhide Sliver》
1:《長槍スリヴァー/Lancer Sliver》
1:《陰影スリヴァー/Shadow Sliver》
1:《鏡の精体/Mirror Entity》
1:《骨鎌スリヴァー/Bonescythe Sliver》

呪文:8
2:《孵化+不和/Incubation+Incongruity》
2:《ビビアンのアーク弓/Vivien’s Arkbow》
4:《祖先の象徴/Icon of Ancestry》

土地:20
2:《平地/Plains》
2:《島/Island》
2:《森/Forest》
2:《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
4:《低木林地/Brushland》
4:《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》
4:《手付かずの領土/Unclaimed Territory》

サイドボード:15
3:《調和スリヴァー/Harmonic Sliver》
3:《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
2:《天界の粛清/Celestial Purge》
4:《否認/Negate》
3:《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》

緑白の2色にすればもっと安いと思いますが、拡散スリヴァー、陰影スリヴァー、サイドからのカウンター呪文を使いたかったので3色にしました。
トリム価格を見たところ、このリストであれば、10000〜13000あればサイドも揃うと思います。安いお店で探せばもっと安く組めるでしょう。

デッキの解説

デッキの立ち回り
拡散スリヴァーで除去耐性をつけてロードを並べてビートダウンします。悪性スリヴァーを並べる事で最速3tキルも狙えます。
陰影スリヴァーでのシャドー付与はスリヴァーならではの魅力。

スリヴァー以外の8枚の呪文はどれも状況に応じたスリヴァーが探せるカードです。
「この状況だとあのスリヴァーが必要だ!」と考えることが増えるので、スリヴァー経験値がガシガシ上がっていくと勝手に思っています。
また、マナ編みスリヴァーと歩哨スリヴァーが揃えば、攻撃しつつ鏡の精体の能力を起動したり、アーク弓や祖先の象徴の起動型能力を構えるなどフレキシブルな動きが取れます。

一般的なモダンスリヴァーと違い回避能力持ちが少ない点が難点ですが、色が絞ってあるので有色マナカードを使いやすく一概に下位互換デッキとは言えません。
財布が許すのであれば、横這いスリヴァーを風乗りスリヴァーに変えればかなり勝率は上がるはず。(その際は低木林地2、ヤヴィマヤの沿岸4にしましょう。)

土地について
1マナスリヴァーは緑と白ですので、それぞれ色マナカウントを14にしています。ダメージを受ける土地が多いのでサイドにバーンやビート対策カードを積んでいます。

サイドボードについて
3:《調和スリヴァー/Harmonic Sliver》
アーティファクトやエンチャントの多いデッキに入れます。

3:《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
バーンをはじめとするビートダウンデッキやハンデスデッキ、ジャンドなどのフェアデッキに入れましょう。萎れ葉のしもべと散らしてもいいかもしれません。

2:《天界の粛清/Celestial Purge》
黒や赤をベースとしたデッキに入れます。追放なのでフェニックスやホガークも後腐れ無く処理できます。特に最近流行りのジャンドに対して有効なカードです。

4:《否認/Negate》
カウンター呪文枠。コントロールやコンボデッキに入れましょう。環境に合わせて他のカウンターを散らして入れましょう。

3:《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
墓地利用デッキに入れましょう。

今回は入門デッキなのでプレインズウォーカーは入れていませんが、財布が許すのであれば自然に仕えるもの、ニッサやゼンティカーの同盟者、ギデオンなんかを入れるとフェアデッキやコントロールに強くなります。
また、スリヴァーでは無いですが、拘留代理人や溜め込み屋のアウフなどお手頃なパワーカードを入れればかなり実践級になります。

入門デッキとは言いましたが、選択肢が多く使ってて飽きないデッキだと思います。
是非ともスリヴァーのある生活をエンジョイしてください(^ ^)

ってモダンホライゾンのスリヴァーちょっとしか入ってない…

コアセット2020とスリヴァー
コアセット2020のフルスポ出ましたね。
モダン以下でも使えるカードが多く出ています(多くは再録ですが(゚∀゚))





《敬虔な命令》
強いけどモダン以下なら血染めの月に触れる《天界の粛清》の方がいいかな。

《神聖な力線》
嬉しい再録。バーンやコンボに0ターン目に置きたい。ただ、今のモダンの環境的にサイドに枠が取れるかは環境次第。

《法の定め》
再録カード。チェインコンボ対策に使えるが、より軽く相性のいいアメジストのとげやサリアの方が良いかな。



《霊気の疾風》
赤や緑はビックアクションも多く、特に緑はパーマネントカードが多いので使い所はありそう。打ち消せない呪文を対象に取れるのも評価ポイント。テンポは失うが、自分のパーマネントや呪文も対象に取れる。カンパニーを打ち消されそうな時に使うと少しうまブレる。《差し戻し》や《非実体化》と使い分けたい。

《物語の終わり》
フェッチランドや《忘却石》、《爆発域》などの起動能力、各種PW呪文やその奥義など打ち消したい対象は多くある。
これからフェッチランを起動する際にはご注意下さい。

《翼ある言葉》
飛行スリヴァー8枚体制にすれば、1マナ2ドローが約束される。
また、航路の作成と違いコモンなのでパウパーでの採用も検討できる。


《虚空の力線》
嬉しい再録。ロンドンマリガンの影響もあり、墓地へのヘイトが高い環境では採用率が高くなると思われる。後引きの弱さや墓地対策に特化しすぎている点がデメリット。

《害悪な掌握》
《死の印》が1マナ重くなったら、インスタントになりpwも対象となり、回復もできるようになった。

《対称な対応》
《奇声スリヴァー》と一緒に使うと一方的にサーチできる。若しくは、こちらを対象にライブラリーを削れば、擬似的な《納墓》になる。リアニメイト系スリヴァーのサーチに使おう!


《丸焼き》
青白コントロールが環境に増えれば、サイドインされる可能性はある。

《発火の力線》
バーン置けば相手が先に燃え尽きる。ハンデスやピン除去を連打する相手に使えば、ライフレースではまず負けないだろう。呪文だけでなく、能力にも誘発する点は優秀。


《夏の帳》
青や黒への対策カードは青黒への呪禁とカウンター耐性+条件付きのドロー。軽いけど呪禁をつけるなら、もう少し丸いカードがいいかな。

アーティファクト
《祖先の象徴》
アンセムと不確定ながらアドバンテージの取れる置物。フェアデッキ相手であれば結構いい仕事をしてくれそう。

《墓掘りの檻》
再録カード。これにしろ、虚空の力線にしろ墓地対策に対する開発者側の並々ならぬ思いを感じる。モダン以下への配慮かそれとも…

個人的には新弾の発表よりも禁止改定がどうなるかが気になりますね。
ホガークヴァインに対して何らかのメスが入るのか、それともまだ様子見か。
星に願いを託しましょう。


モダンスリヴァーでの幻影の像についての覚書
幻影の像 (Phantasmal Image)の使用感(スリヴァー: sliver)
スリヴァーのコミュニティで幻影の像に触れられることがあったので覚書。
※個人の感想です。

メリット編

マナコストが軽い
2マナと軽く薬瓶からも出しやすいのでテンポがとても良いです。
対コンボ戦では速度勝負になることも多いので序盤からロード連打体制が取れるのは心強い。

青いカードである
〈意志の力〉、〈否定の力〉のコストになります。

対象をとらない
この能力は対象を取らないので、呪禁やプロテクションも選べます。
気を付けるべきことは、能力の解決前にお目当てのコピー先を除去されてしまうと、他の物を選ばなくてはならず、もし他にコピー先がいないと0/0で場に出て死んでしまいます。
逆に解決をしてしまうと、相手はコピーを妨害することができません。
そのため、薬瓶から出すときは、「薬瓶起動、対応ありますか?」と確認しないとトラブルになることもあるので注意しましょう。

コピーを取らないことも選べる
「コピーとしても出してもよい」なのでコピーを取らずに出すこともできる。
その場合0/0でそのまま死んでしまい、まったく意味がないようであるが、紛争や陰鬱をどうしても達成したいときに使える。
また、最近の流行のホガーヴァインの黄泉からの橋を追放できる。
積極的に狙いたい行動ではないが、複数枚の橋が落ちており、他に対処法がない場合はやる価値があるかも。

使い捨てのカードとして割り切って使えば強い
そもそもよく使われる人間デッキでは使い捨て感覚で使われます。
その場合、2マナのカードとしては破格のコスパになります。
人間やスピリットの反射魔導士になったり、エムラクールやウラモグになることも!
さらにはクリーチャー化したミシュラランドにもコピーできます(起動している状態はコピーできないため、クリーチャーとして使うにはマナが必要)。
また、スリヴァーデッキであれば、除去の対象になった際に、焼灼スリヴァーで投げつけたり、暗心スリヴァーで食べたりと最後まで無駄なく使える術があります。
また、熱狂スリヴァーがいれば、生贄効果をも回避し、新しいコピーになることもできるかも。

デメリット面

【幻影能力】による脆さ
【幻影能力】とは「このクリーチャーが呪文や能力の対象になったとき、これを生け贄に捧げる。」の部分です。
スピリットであれば、〈ドラグスコルの隊長〉で呪禁を持たせてデメリットをなくすことができます。スリヴァーの場合、拡散スリヴァーや不確定な船乗りで除去体制をつけても対象になった瞬間【幻影能力】が誘発してしまい死んでしまいます。
また、追加の効果を得られないので、暗殺者の戦利品や、流刑への道を打たれた際には、後半の効果が消えてしまい損をすることもしばしばあります。
一応、稲妻のらせんや灼熱の血など、こちらに有害な効果も立ち消えになるが、相手もわかっているので対象に取りません。
そのため、除去の多い相手にはサイドアウトが吉です。
また、修正系ロードの場合、除去→からのコンバットトリックでしゃくられる可能性もあり、攻撃に行くべきか躊躇してしまうことがあります。対策としては、修正系ロードではなく、血吸いなど、攻撃宣言がトリガーとなるものを選べば、相手に対処を迫ることになり、無駄死が減ります。

他のカードに依存している
コピーカードの宿命ですね。
更地のトップ勝負になってこれ引いたら〈うんざり〉して気持ち的に-1/-1修正を受けます。
もし仮にカンパニーからこれが2枚出てきたら2度と使いたくなくなるかもしれませんね。


色マナが必要である
幻影の像は唱える際に青1マナが必要となります。唱える段階では「イリュージョン」ですので、部族ランドから色マナは出ません。
特にホライゾン以前のスリヴァーデッキは、部族ランド以外は黒緑ベースであったので、青マナの安定供給は難しく感じられました。
現在のデッキは、バントカラーをメインにしていますので、そのまま出しやすいですし、最悪増量した手つかずの領土で「イリュージョン」を指定すれば良い。

盤面以外での部族恩恵を受けられない
手札や山札、スタック上ではイリュージョンであるため部族恩恵を受けらません。特にホライゾン以降は屑肉スリヴァーや初祖スリヴァーなど盤面以外で強力な影響を与えるカードもあるため、採用には枚数調整が必要です。

とりあえず、この辺りですかね。
何か気づいたら追記していきます。
20190621FNM モダンスリヴァー
モダンホライゾン以降初のスリヴァー。


デッキは以下の通り。
クリーチャー34枚
風乗り*3
先制*2
船乗り*3
拡散*1
筋力*4
捕食*4
斬雲*2
マナ網*3
屍肉*1
血吸い*2
幻影の像*2
熱狂*1
壊死*1
溶岩腹*1
焼灼*1
安心*1
誘導*1
初祖*1

スペル6枚
薬瓶*4
中隊*2

土地20
魂窟*4
スリヴァーの巣*4
手つかずの領土*3
白緑ショックランド*1
ショックランド*1
赤青ショックランド*1
青黒ショックランド*1
青緑ショックランド*1
地平線の梢1
青緑フェッチ1
青白フェッチ1
島*1

サイドボード
吸管*1
調和*1
減衰球*2
自然に仕えるニッサ*1
四肢切断*1
外科的摘出*1
貪欲な罠*1
活性の力1
アショク*1
末裔の道1
墓掘りの檻1
統一された意思*1
否定の力*2

とりあえず、新しいカード使いたかったから色々ぶち込んでみました。

ラウンド1 ジャンド1ー2
g1 先手1マリ
こちら薬瓶の返しに、黒緑をショックインしたので2t何もせずに返す。
相手2tタルモでエンドに風乗り出して、ロード、斬雲と攻め立てて、最後は溶岩腹、それを幻影でコピーして削りきる。

サイドボード

アウト
薬瓶3

イン
ニッサ
四肢切断
末裔の道
ジャンドに入れれるカード少ないことに気づく。

g2 後手
レンと6番を置かれ地味にアド稼がれ、やっつけたかと思うと2号機まで出てくる。
大量の除去とマナで次々とスリヴァーが捌かれ、タルモ。
カンパニーを引くも、緑が出ずにそのまま負け…

g3先手 1マリ
巡るめく消耗戦、の末、延長の最後のターンでちょうどライフ0にされて負け。
初祖様は来てくれなかった。

ジャンドのレンと6番強かった…
フェッチ回収によるマナの安定と序盤の除去、ミシュランの再利用と隙がない。

ラウンド2 青緑感染 2ー1
g1先手
貴族、アンブロが硬鱗化、クローサーの力で3キルされる。


サイドボード
アウト
幻影の像2 (相手のほとんどのカードが除去になるため)
初祖様1
溶岩腹1

イン
否定の力2
統一された意思1
四肢切断1

g2 先手 2マリ、相手1マリ
焼灼が強すぎて勝ち。

サイドチェンジなし。
g3 後手 1マリ 相手1マリ

焼灼と四肢切断で捌いて、ヤバイ呪文は否定の力でカウンター(素撃ち)して勝ち。
斬雲が薬瓶から急に出てきて、マナスリの召喚酔い解いて1点飛ばす奇襲攻撃が気持ちよかった。


ラウンド3 エスパーミッドレンジ1ー2
g1 先手
脳筋戦法と先手の利で勝ち。

サイドボード
アウト(相手はエスパーコントロールで除去ばっかりと想定)
幻影の像2
マナ編1
暗心1

イン
四肢切断1
ニッサ1
末裔の道1
統一された意思1
(アショク を入れても良かったか?)

g2後手
呪文捉えや除去で捌かれ、同盟者ギデオンで負け、、、

g3先手1マリ
脳筋の手札をキープ。ちょっとずつ捌かれつつも、相手のライフを4にまで押し込む。
膠着状況になりスリヴァーの巣によるトークン生成で盤面を作るも、ドローが土地ばかり…土地20枚のうち12枚が並ぶ…
トーク軍団とマナ編みでフルパンすれば勝てる盤面だったけど一枚の手札に日和ってターン返したら、そこから修復の天使やカリタスなどのパワーカードを出されて負け。
デッキの中に初祖スリヴァーや末裔の道など希望のあるカードが多かっただけに、その希望を抱いて死んでしまいました。

これはある種の心理戦ですね。ストームデッキなどでは次のターン負けることがわかっていれば、見切り発車で上手く繋がってそのまま勝っちゃうことがあります。逆にライフに余裕があればもう1 ターン待つ選択が生まれる訳でそれは隙となります。
つまり、相手によっては無駄に瀕死にさせず、突然死を狙うことが有効かも。
例えば速攻持ちのスリヴァーや、回避能力持ちは最後に展開するなど「まだ、大丈夫」と思わせるように演出する事は有効な戦術です。
スリヴァーデッキは一枚のスリヴァーで場が大きく変わるので、「相手から見た視点」で考える事は大切ですね。
1つ教訓になりました。

デッキについて

焼灼スリヴァー強い。これまでの緑黒ベースだと出しにくいカードでしたが、このマナベースだと唱えやすい。ハンデスでも真っ先に狙われるぐらい相手から嫌われているし、トドメにも使えて優秀でした。

不確定な船乗りは、やっぱり拡散と比べると除去耐性自体は落ちるけど、ハンデスやリリアナの布告にマナ要求するのは相手からすると相当いやらしい。あと、2/2のスタッツはエライ。

斬雲スリヴァー強すぎて言う事ない。
初祖様と屑肉は引けなかったので活躍は次回にお預け。

幻影の像については別に記事を書きます。

マナベースには問題ないが湿った墓と蒸気孔はキャノピーランドに変えてみます。マナフラは痛い。

サイドボードの墓地対策については、大祖始の遺産から墓掘りの檻に変えたけど、コントロールやジャンドにも入れやすい大祖始に戻そうかと思います。何よりドローがエライ。
檻はネオブランドやカンパニー系にも強いけど、コンボはカウンターで捌けるから大丈夫のはず。
高速墓地利用系相手には貪欲な罠や外科的摘出など奇襲系対策と合わせて対処し、それでも間に合わなければ、禁止にされるのを待つ。



今日はこんなところで終わり。
FNMモダン
環境納めのつもりで参加。
デッキは当然スリヴァー!

デッキはスピリットみたいに薬瓶を3枚にして土地を一枚マナの合流点を増やした。
それにより青マナ確保できるのでロード水増しの意味も込めて幻影の像を入れる。
バーンへのガード下げて吸管スリヴァーを減らし、サイドに高山の月を投入。
土地コンボ絶対許さんサイドにした。

ラウンド1 バーン 1ー2
ガード下げた途端に当たるバーン(笑)

g1 後手 1マリガン
相手はゴブリンガイドからスタート。
こちらも薬瓶スタートで拡散スリヴァーから展開して肉の壁を構築するもの、顔面ダメージと自身のマナの合流点でライフが残り5に。

こちらの打点が相手のライフをちょうど0にできそうになるも、相手の手札は一枚残っており、稲妻のらせんなら負け。
どっちみちトップ稲妻で負けるし、手札で焼尽の猛火が腐っている可能性もあったのでフルパンしたら稲妻のらせんでした( ; ; )

サイドボード
in
吸管スリヴァー*1
大祖始の遺産*2 (渋面対策)
調和スリヴァー(罠の橋を出される可能性と、大歓楽の幻影対策。ついでに自身の薬瓶も割れる。

out
集合した中隊*2
壊死スリヴァー*1(置物対策に一枚残し)
収差スリヴァー

g2先手
薬瓶からスタート。
2tに拡散スリヴァーと良い展開。
相手は今引きのゴブリンガイドを2t走らせてきたので、薬瓶から先制スリヴァー、場にある拡散でのダブルブロックで落とし、その後はワラワラ展開して4きる。

サイドボードそのまま。

g3 2マリガン
相手は速僧からの顔面ダメージの連続でこちらのショックインもあり、3キルされる…
まあ、これもマジック!

ラウンド2 白黒ミッドレンジ2ー0
g1後手
ハンデスでカンパニー抜かれ、外科的摘出を打たれる。
なんだかんだで1対1 交換を繰り返され、更地に壊死スリヴァー着地。
スリヴァーの巣の能力でトークン増やして勝ち。相手方の引きも少し弱かったかな。

サイドボード
in
巣主スリヴァー
末裔の道
自然に仕えるもの、ニッサ
調和スリヴァー
大祖始の遺産*2
熱狂スリヴァー

薬瓶*3
マナスリヴァー*2
幻影の像
歩哨スリヴァー

g2 後手
ハンデスでカンパニーを抜かれ苦花を置かれる。
こちらは、風乗り、筋力、熱狂と展開。
神の怒りを打たれるも熱狂のコイントスでまさかの全員無傷。
末裔の道も設置し、溢れるスリヴァーの群れで押しつぶして勝ち。

ラウンド3 ナヤバーン 0ー2
2回目のバーン笑

r1 後手
相手方初動渋面の溶岩使い…
拡散出して、茶を濁そうとするもの相手に3枚目の土地置かれて、燃やされまくる。
3枚目の土地が引けなかった事も辛かった。

サイドボード
ラウンド1 参照

r2 先手 1マリガン
相手方はナカティルからスタート。
先制攻撃スリヴァーや拡散スリヴァーは出せるも打点が低く、ライフもジリジリ減っていき、大歓楽で蓋をされる。
最後の望みでカンパニーを唱えるも当たりが引けずそのまま負け…

ゲーム後は店員さんや馴染みの人と談笑。
スリヴァーが強くなる事への祝福や、「スリヴァーが発表されると同時にもぎとりさんが喜んでいる顔が浮かんだ」と有難いコメントをいただく。
ホライゾン後の環境について色々考察を話し合い、最後は新環境でのスリヴァーでのリベンジを誓い、ショップを後にしました。
モダンホライゾンとスリヴァー
モダンホライゾンでスリヴァーが遂に収録されましたね!
全世界のスリニストは歓喜の渦に包まれ、ツイッターの急上昇ワードにも上がりました。

また、スリヴァー意外にもモダンに大きな影響を与えそうなカードも数多く収録されました。これからのモダン環境が楽しみでなりません。

今日はいつものごとく、スリヴァー視線で見ていきます。



持久スリヴァー
長久能力を共有するスリヴァー。 コモンであるのでリミテでは強いし、パウパーでは、選択肢が増えるという意味で良いですね。モダンやレガシーでは流石に気長すぎるか。

初祖スリヴァーに選ばれしもの
選ばれたのは「賛美付与」でした。賛美の能力からするに、みんなに元気を与えるムードメーカーであったのでしょう。だから、選ばれた。
まあ、構築では選ばないでしょう。EDHに枠があるかないか。

長槍スリヴァー
共有する能力は先制攻撃。コモンであるのでパウパーで活躍すると思われます。
モダン以下は1マナの先制持ちがいるので優先度は下がりそうですが、色が違うので差別化はできそうです。

美徳の力
白のピッチスペルは栄光の頌歌。インスタントタイミングで場に出すことができるので火力から守ったり、コンバットトリックに使えます。



小走りスリヴァー
2マナでアンタップを付与します。訓練場と組み合わせてコンボに使ったり、擬似警戒を与えることができます。名前が可愛い。

否定の力
青のピッチスペルは、否認です。トロンやヴァラクート、その他コンボデッキに対応するためサイドに2枚は入れようと思っています。
モダンでフルタップからのカウンターは気持ちいいでしょうね。
逆に使われる事を考えると、薬瓶土地1枚キープでカウンターされる可能性があるため、注意が必要です。

嘘か真か
往年の強力なドローカードがモダンリーガルになりました。屑肉もあるので墓地に落ちてもアド、引いてもアドで気持ちよくなりそうですね。



変わり身ののけ者
ブロックされないスリヴァー。

屑肉スリヴァー
蘇生を共有するスリヴァー。2マナ2/2でスリヴァーとしては高いスタッツを持ち、仲間を墓場から呼び出すことができます。
スリヴァーの天敵である全体除去の返しに使うことでトドメの一撃を与えたり、熱狂スリヴァーと組み合わせる事で完全蘇生も狙えます。
また、相手としてもこの一枚のために安らかな眠りなどの墓地対策を入れるとは考えにくいので、厄介でしょう。
このカードの影響で暗心スリヴァーなど能動的に墓地に送るカードの価値も変わりそうです。
とりあえず、今のデッキに1〜2枚は入れてみたい。

絶望の力
黒のピッチは条件付きの全体除去です。スリヴァーはデッキ的にコストにできるほど黒いカードが多く無いので使用は難しいですが、エルフや親和など自分より速いデッキに対抗するために使えるかも。ただ、その場合黒を濃くして「バントゥ最後の算段」の方がいいかも。

疫病を仕組む者
クリーチャーになった仕組まれた疫病。これからはサイドボードからこれを入れられる事をケアしないと厳しいかもしれません。そのため、タフネス2が大きな意味を持つので、拡散スリヴァーの採用優先度が少し下がると思います。
流行るようなら天界の粛清などをサイドにとっても良いかも。
逆に部族デッキやトークンに有効なので、スリヴァーが採用してもいいと思います。

絶滅からの帰還
とても素晴らしいフレーバーテキストを持っています。



刃背スリヴァー
暴勇時(手札がない時)にタップで1点のダメージを共有します。
罠の橋の上からダメージを与えたり、歩哨スリヴァーと組み合わせて、アタック後にダメージを飛ばすことができれば、擬似ロードになります。また、瓶詰めの回廊など一時的に手札をリムーブするカードやビビアンのアーク弓など、相性の良いカードはそれなりにある。

肉裂きスリヴァー
断骨スリヴァーの現代版。優先度は下がるが打点を挙げたい時に是非。

頭空スリヴァー
ルーティング系能力を共有します。モダン環境でこのスピードのルーティングがどれほど有用かは未知数ですが、スリヴァーにできることが増えたことは大きい!

悪意スリヴァー
スリヴァーが受けたダメージを反射することができます。稲妻や焼尽の猛火を受けてもただでは死にませんし、全体火力を打たれたなら、相手のライフもかなり持って行くことができます。大型クリーチャーをブロックする事でプレイヤーに大ダメージを与えたり、悪斬の天使などの絆魂を実質無力化にすることができます。
薬瓶から奇襲的に出すことができればかなり気持ち良さそうです。



溜め込み屋のアウフ
石のような静寂がクリーチャーになりました。
スリヴァー目線では緑なのでそれなりに出しやすい。クロックにもなり対アーティファクトには有効ですが、親和相手の場合ギラプールの霊気格子に弱くなる点は注意が必要。

活性の力
緑のピッチスペルは2つの対象をとれる帰化です。血染めの月や鱗親和、罠の橋などモダン環境は壊したい置物が多いので是非ともサイドに一枚は入れたいですね。マイコシンスカーン決められたら手札が全て無色になるので打てなくなるのは気をつけましょう。

鍛錬スリヴァー
プレイヤーに戦闘ダメージを与えると+1+1カウンターが乗ります。回避能力持ちや二段攻撃持ちと組み合わせるとムッキムキに鍛錬できます。

回避能力も二段攻撃も思いのままに、そう、スリヴァーならね。



マルチカラー

斬雲スリヴァー
飛行と速攻を共有するスリヴァー。
これ一枚で回避能力と殺意が高くなります。
飛行は回避能力としては最高峰の性能ですし、速攻はビートダウンのスピード、マナ網との組み合わせによる親和展開など どちらも相手からすれば凶悪ムーブです。
マナベースが悩ましいですが、採用は2ー4ほどは採用したいですね。

溶岩腹スリヴァー
全てのスリヴァーに場に出た時に、1点のドレイン能力を共有します。
本体火力は多角的な攻めをする上で有効ですし、プレインズウォーカーにもダメージが飛ぶので使い勝手は良さそうです。
また、回復もバーンやビートダウン対決では重宝します。
集合した中隊から2枚めくって4点ドレインとかしてみたいですね。

不確定な船乗り
2マナ2/2で安全の護符と拡散スリヴァーが混ざったような能力を持っています。クリーチャーへの除去耐性と多相であることから、スリヴァー以外の部族デッキでも採用が内定しているカード。また、バーンやストーム、ヴァラクートなどのコンボ系、ハンデスや布告、翼の破片などプレイヤーを対象とするカード全般にメインからメタれる事は大きい利点ですね。
ただ、所詮は2/2のクマなので何らかの回避能力やパンプアップ先制攻撃などを付与できるデッキであればより輝くと思います。
もちろん、それはスリヴァーデッキです。


初祖スリヴァー
全てのスリヴァーに続唱を与えます。これ一枚で更地から一瞬にしてスリヴァーが溢れ出す様子はまさに圧巻の一言。そのイラストやフレーバーを十分に表した能力であります。
BG系のミッドレンジ戦ではこれ一枚で勝てるのではないでしょうか。
また、5色のカードですが部族サポートランドやマナ網などを使えばそれほど苦労なく出せると思いますし、最悪全てのピッチスペルのコストにもできます。
能力、フレーバー共に最高の一枚。

追記
注意するべき点として、初祖スリヴァーの続唱は唱えた時の誘発型能力で、続唱共有能力は常在型能力であります。そのため、初祖スリヴァーを唱えた際にスリヴァーカードがめくれた場合、それはまだ「続唱」を持っていないのです。初祖スリヴァー着地後はスリヴァー呪文は続唱を持ちます。多相のカードも続唱を持つので、名も無き転置などでインスタントでスリヴァーを展開する事も可能です。

無色

限りないもの、モロフォン
多相を持つ部族サポート系カード。コストの軽減とロード能力を持っています。
モダン以下では、ややロマン色が強いですが、edhでは様々なコンボにも使えるので期待のスリヴァー(?)ですね。

アーティファクト

産み落とす太枝
4マナタップで2/2のスリヴァートークン(多相)を生み出します。

土地

対抗色土地サイクル
対抗色版地平線の梢です。スリヴァー的には青緑か白赤が欲しい感じですかね。以前地平線の梢を入れていましたが、いい活躍をしていたので、採用の余地あり。


モダンホライゾンでスリヴァーの収録が発表され、タイムラインが「スリヴァー」一色になった感動は今でも覚えています。次の日仕事で朝が早いのに、興奮して眠れなかった。

暗いニュースが流れる中、多くの人と収録の感動を共有できたこと、スリヴァー関係のつながりが増えたことは、大きな励みになりました。

スリヴァーとその繋がりに感謝申し上げます。
スリヴァー図鑑
スリヴァーの一覧です。
能力別リストなのでデッキ構築の際の参考になれば。

更新日:2019年6月4日
モダンホライゾンのカードも反映しました。

更新日:2019年5月22日
モダンホライゾンで新しいスリヴァーが発表される前にスリヴァーの一覧作りました。


モダンで使用可能は太字
カード名 マナコスト 元のP/T 共有する能力の順で記載。
分類については、何となく。スリヴァーによっては、重複しているものもあります。

【パワー/タフネス修正系】

パワー/タフネス修正
筋肉スリヴァー/Muscle Sliver  1G  1/1 +1/+1修整
筋力スリヴァー/Sinew Sliver  1W  1/1 +1/+1修整
捕食スリヴァー/Predatory Sliver 1G   1/1 +1/+1修整
増力スリヴァー/Might Sliver     4G  2/2  +2/+2修整
大身スリヴァー/Megantic Sliver   5G 3/3  +3/+3修整
幽体スリヴァー/Spectral Sliver  2B 2/2 (2):ターン終了時まで+1/+1修整。
菅草スリヴァー/Sedge Sliver    2R 2/2 沼をコントロールしている限り+1/+1修整 (黒):自身を再生。
針刺スリヴァー/Spined Sliver RG  2/2 ブロックされるたびに、ブロック・クリーチャー1体につきターン終了時まで+1/+1修整。
火跡スリヴァー/Firewake Sliver 1RG 1/1 速攻 (1),自身を生け贄:対象のスリヴァー1体はターン終了時まで+2/+2修整
スリヴァー軍団/Sliver Legion WUBRG 7/7 他のスリヴァー1体につき+1/+1修整
初祖スリヴァーに選ばれしもの/First Sliver’s Chosen 4W 3/3 賛美 

パワーのみ修正
棘のスリヴァー/Barbed Sliver 2R 2/2 (2):ターン終了時まで+1/+0修整。
刀刃スリヴァー/Blade Sliver  2R 2/2 +1/+0修整
断骨スリヴァー/Bonesplitter Sliver 3R 2/2 +2/+0修整
戦闘スリヴァー/Battle Sliver  4R 3/3 +2/+0
肉裂きスリヴァー/Cleaving Sliver 3R 2/2 +2/+0
溶岩スリヴァー/Magma Sliver 3R 3/3 (T):対象のスリヴァー1体は、ターン終了時までスリヴァー1体につき+1/+0修整。
激情スリヴァー/Frenzy Sliver 1B 1/1 激情1(攻撃してブロックされないたび、ターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。)

タフネスのみ修正
鎧のスリヴァー/Armor Sliver 2W 2/2 (2):ターン終了時まで+0/+1修整。
板金スリヴァー/Plated Sliver  W 1/1 +0/+1修整
鋼体スリヴァー/Steelform Sliver 2W 2/2 +0/+1修整
監視スリヴァー/Watcher Sliver 3W 2/2 +0/+2修整

【マナ能力系】

宝革スリヴァー/Gemhide Sliver     1G 1/1  (T):好きな色1色のマナ1点を加える。
マナ編みスリヴァー/Manaweft Sliver  1G 1/1  (T):好きな色1色のマナ1点を加える。
基底スリヴァー/Basal Sliver 2B 2/2 自身を生け贄:(黒)(黒)を加える。

【除去体制系】

水晶スリヴァー/Crystalline Sliver  WU 2/2 被覆
冬眠スリヴァー/Hibernation Sliver  UB 2/2 2点のライフを支払う:自身をオーナーの手札に戻す
護法スリヴァー/Ward Sliver  4W  2/2  護法スリヴァーが戦場に出る際に選んだ1色に対するプロテクション
熱狂スリヴァー/Frenetic Sliver  1UR 2/2 (0):コインを1回投げ、コインに勝った場合、ターン終了時までゲームから取り除かれる。コインに負けた場合、自身を生け贄に捧げる。
拡散スリヴァー/Diffusion Sliver 1U 1/1 対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象になるたび、それのコントローラーが(2)を支払わない限りその呪文や能力を打ち消す。
巣主スリヴァー/Sliver Hivelord WUBRG 5/5 破壊不能
凝塊スリヴァー/Clot Sliver 1B 1/1  (2):自身を再生。
墓所スリヴァー/Crypt Sliver 1B 1/1 (T):対象のスリヴァー1体を再生。
菅草スリヴァー/Sedge Sliver 2R 2/2 沼をコントロールしている限り+1/+1修整 (黒):自身を再生。
湿布スリヴァー/Poultice Sliver 2W 2/2 (2),(T):対象のスリヴァー1体を再生。
肺臓スリヴァー/Pulmonic Sliver 3WW 3/3 飛行 戦場から墓地に置かれる場合、代わりにライブラリーの一番上に戻してもよい。)

【ダメージを与える・ダメージを軽減する】

酸性スリヴァー/Acidic Sliver BR 2/2 (2),自身を生け贄:対象のクリーチャー1体かプレイヤー1人に2点のダメージ。
焼灼スリヴァー/Cautery Sliver RW 2/2 (1),自身を生け贄:対象のクリーチャー1体かプレイヤー1人に1点ダメージ。
                     (1),自身を生け贄:対象のスリヴァー1体かプレイヤー1人に与えられる次のダメージを1点軽減。
血清スリヴァー/Lymph Sliver 4W 3/3 吸収1
羽軸スリヴァー/Quilled Sliver 1W 1/1 (T):対象の攻撃クリーチャーかブロック・クリーチャー1体に1点のダメージ。
心霊スリヴァー/Psionic Sliver 4U 2/2 (T):対象のクリーチャー1体かプレイヤー1人に2点ダメージ。自身に3点ダメージ。
茨投スリヴァー/Thorncaster Sliver 4R 2/2 攻撃するたび、対象のクリーチャー1体かプレイヤー1人に1点のダメージ。
血吸いスリヴァー/Leeching Sliver 1B 1/1 攻撃するたび、防御プレイヤーは1点のライフを失う。)
刃背スリヴァー/Bladeback Sliver 1R 2/2 暴勇時(手札のない時)にタップで1点ダメージをプレイヤーかプレインズウォーカーに与える。
悪意スリヴァー/Spiteful Sliver 2R 2/2 このクリーチャーにダメージが与えられるたび、プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。これはそれにそのダメージに等しい点数のダメージを与える。
溶岩腹スリヴァー/Lavabelly Sliver 1WR 2/2「このクリーチャーが戦場に出たとき、プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。これはそれに1点のダメージを与え、あなたは1点のライフを得る。」を持つ。

戦闘補助系】

かぎ爪のスリヴァー/Talon Sliver 1W 1/1 先制攻撃
吐毒スリヴァー/Spitting Sliver  4B 3/3 先制攻撃
先制スリヴァー/Striking Sliver  R 1/1 先制攻撃
長槍スリヴァー/Lancer Sliver 2W 2/2 先制攻撃
ハートのスリヴァー/Heart Sliver 1R 1/1 速攻
火跡スリヴァー/Firewake Sliver 1RG 1/1 速攻 (1),自身を生け贄:対象のスリヴァー1体はターン終了時まで+2/+2修整
反射スリヴァー/Reflex Sliver 3G 2/2 速攻
収差スリヴァー/Blur Sliver 2R 2/2 速攻
斬雲スリヴァー/Cloudshredder Sliver  WR 1/1 速攻 飛行
憤怒スリヴァー/Fury Sliver 5R 3/3 二段攻撃
骨鎌スリヴァー/Bonescythe Sliver 3W 2/2 二段攻撃
毒素スリヴァー/Toxin Sliver 3B 3/3 バジリスク能力
毒牙スリヴァー/Venom Sliver 1G 1/1 接死
狩人スリヴァー/Hunter Sliver 1R 1/1 挑発
横這スリヴァー/Sidewinder Sliver W 1/1 側面攻撃
同期スリヴァー/Synchronous Sliver 4U 3/3 警戒
歩哨スリヴァー/Sentinel Sliver 1W 2/2 警戒
紡績スリヴァー/Spinneret Sliver 1G 2/2 到達
(小走りスリヴァー/Scuttling Sliver) 2B 2/2 「(2):このクリーチャーをアンタップする。」を持つ。※疑似警戒ということでここに分類。

【回避能力系】

有翼スリヴァー/Winged Sliver 1U 1/1 飛行
風乗りスリヴァー/Galerider Sliver U 1/1 飛行
肺臓スリヴァー/Pulmonic Sliver 3WW 3/3 飛行 戦場から墓地に置かれる場合、代わりにライブラリーの一番上に戻してもよい。
斬雲スリヴァー/Cloudshredder Sliver  WR 1/1 速攻 飛行
有角スリヴァー/Horned Sliver 2G 2/2 トランプル
乱打スリヴァー/Battering Sliver 5R 4/4 トランプル
鳴動スリヴァー/Groundshaker Sliver 6G 5/5 トランプル
双頭スリヴァー/Two-Headed Sliver 1R 1/1 威迫
好戦スリヴァー/Belligerent Sliver 2R 2/2 威迫
変容スリヴァー/Shifting Sliver 3U 2/2 スリヴァーにしかブロックされない。
陰影スリヴァー/Shadow Sliver 2U 1/1 シャドー

【ドロー系】

記憶術のスリヴァー/Mnemonic Sliver2U2/2(2),自身を生け贄:カードを1枚引く。
神経スリヴァー/Synapse Sliver 4U 3/3 プレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、カードを1枚引いてもよい。
乳白スリヴァー/Opaline Sliver 1WU 2/2 対戦相手がコントロールする呪文の対象になるたび、カードを1枚引いてもよい。
休眠スリヴァー/Dormant Sliver 2GU 2/2 防衛 戦場に出たとき、カードを1枚引く。
頭空スリヴァー/Hollowhead Sliver 2R 2/2 「(T),カード1枚を捨てる:カードを1枚引く。」を持つ。

【ハンデス系】

魂のムチ打ちスリヴァー/Mindwhip Sliver 2B 2/2 (2),自身を生け贄:対象のプレイヤー1人はカードを1枚無作為に捨てる。ソーサリー・タイミング。
心鞭スリヴァー/Mindlash Sliver B 1/1 (1),自身を生け贄:各プレイヤーはカードを1枚捨てる。
狂気スリヴァー/Dementia Sliver 3UB 3/3 (T):カード名を1つ指定する。対象の対戦相手1人は自分の手札からカードを1枚無作為に公開し、指定されたカードならば捨てさせる。ソーサリー・タイミング

【サーチ系】

スリヴァーの首領/Sliver Overlord WUBRG 7/7 共有なし(3):あなたのライブラリーからスリヴァー(Sliver)・カードを1枚探し、それを公開した上であなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。 (3):スリヴァー1つを対象とし、そのコントロールを得る。(この効果は永続する。)
誘導スリヴァー/Homing Sliver 2R 2/2 スリヴァー・サイクリング

【ライフゲイン系】

給食スリヴァー/Victual Sliver GW 2/2 (2),自身を生け贄:4点のライフを得る。
暗心スリヴァー/Darkheart Sliver BG 2/2 自身を生け贄:あなたは3点のライフを得る。
精油スリヴァー/Essence Sliver 3W 3/ 3魂の絆能力
吸管スリヴァー/Syphon Sliver 2B 2/2 絆魂
溶岩腹スリヴァー/Lavabelly Sliver 1WR 2/2「このクリーチャーが戦場に出たとき、プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。これはそれに1点のダメージを与え、あなたは1点のライフを得る。」を持つ。

【パーマネントへの干渉・除去系】

調和スリヴァー/Harmonic Sliver 1GW 1/1 戦場に出たとき、対象のアーティファクト1つかエンチャント1つを破壊する。
念動スリヴァー/Telekinetic Sliver 2UU 2/2 (T):対象のパーマネント1つをタップ。
壊死スリヴァー/Necrotic Sliver 1WB 2/2 (3),自身を生け贄:対象のパーマネント1つを破壊する。
束縛スリヴァー/Constricting Sliver 5W 3/3 戦場に出たとき、対象の対戦相手がコントロールするクリーチャー1体をこのクリーチャーが戦場を離れるまで追放してもよい。


【召喚補助系】

樹根スリヴァー/Root Sliver 3G 2/2 打ち消されない。
活性スリヴァー/Quick Sliver 1G 1/1 瞬速
初祖スリヴァー/The First Sliver WUBRG 7/7 続唱 すべてのスリヴァーカードは続唱を得る。

【トークン生成】

スリヴァーの女王/Sliver Queen WUBRG 7/7 共有はしないが2:無色の1/1スリヴァー・トークンを生成。
繁殖スリヴァー/Brood Sliver4G 3/3 プレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、無色の1/1スリヴァー・トークンを戦場に出してもよい。

【ライブラリー干渉】

奇声スリヴァー/Screeching Sliver U 1/1 (T):対象のプレイヤー1体のライブラリーの一番上のカードを墓地に置く。 
催眠スリヴァー/Mesmeric Sliver 3U 2/2 戦場に出たときに消術1を行ってもよい。

【+1/+1カウンター系】

吸血スリヴァー/Vampiric Sliver 3B 3/3 吸血能力
菌類スリヴァー/Fungus Sliver 3G 2/2 自身にダメージが与えられるたび、自身に+1/+1カウンターを置く。
持久スリヴァー/Enduring Sliver 1W 2/2 長久2 
鍛錬スリヴァー/Tempered Sliver 2G 2/2 「このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。」を持つ。


【タイプ・色の変更】

霧衣スリヴァー/Mistform Sliver 1U 1/1 (1):ターン終了時まで選んだ1種類の新たなクリーチャー・タイプを得る。
霊炎スリヴァー/Ghostflame Sliver BR 2/2 無色になる。

【毒カウンター系】

悪性スリヴァー/Virulent Sliver G 1/1 有毒1

【墓地利用系】
屑肉スリヴァー/Dregscape Sliver 1B 2/2 蘇生(2):((2):あなたの墓地からこのカードを戦場に戻す。これは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、またはこれが戦場を離れるなら、これを追放する。蘇生はソーサリーとしてのみ行う。)

【ペナルティ能力】

疫病スリヴァー/Plague Sliver 2BB 5/5 アップキープ開始時にあなたに1点ダメージ。
休眠スリヴァー/Dormant Sliver 2GU 2/2 防衛 戦場に出たとき、カードを1枚引く。

構築物(アーティファクト)

メタリック・スリヴァー/Metallic Sliver   1 1/1
スリヴァー構築物/Sliver Construct   3   2/2  
ヴェンセールのスリヴァー/Venser’s Sliver 5 3/3





【モダン】灯争大戦とスリヴァー
こんにちは、もぎとりスリヴァーです。
MF横浜に参加された皆様お疲れ様です。
遠く関西からスリヴァー使いを応援していました。
2日目に残ったスリヴァー使いは一名いたようですね。
この環境で2日目に残られるとは、さすがです。

さて、5月には灯争大戦が発売されますね。
今回、ストーリーでもプレインズウォーカー同士が激しい戦いを繰り広げることからかなりパワーカードも多く、モダン以下の環境にも大きな影響を与えそうです。
今回も例のごとくスリヴァー目線で気になるカードをピックアップしていきたいと思います。

フルスポ→https://magic.wizards.com/ja/content/%E3%80%8E%E7%81%AF%E4%BA%89%E5%A4%A7%E6%88%A6%E3%80%8F



白色
翼の結集
 休眠とマナスリと速攻スリヴァーで出しては引いて、これや、一同集結でアンタップして展開して、最後は休眠を処理して殴るスリヴァーストームが作れますね(怪しい)

盾魔導士、テヨ
 バーンやハンデス許さない時にどうぞ。ただ、シャライの方が大体強い。

放浪者
 火力から自身やスリヴァーを守れます。タイタンもヤレルので、対ヴァラクート用に使えるか。


謎めいた指導者、カズミナ
霜のタイタンの能力もち。マイナス能力も強いので対コントロールに使えるかも。ただ優先順位は低い。


ボーラスの城塞
マナ拘束的に一般的なスリヴァーデッキでは使用不可かもしれませんが、暗心スリヴァーや奇声を使えばライブラリー引ききれる可能性も。とりあえず、ロマンはあるカード。

悪への引き渡し
 消耗戦では強いかもしれない。スリヴァーデッキは同じカードも多いので実質好きなものを選べるようなもの。

裏切りの対価
灯の収穫
1マナでプレインズウォーカーやクリーチャーを対処できる。
ソーサリーという点が気がかり。


無頼な扇動者、ティボルト
ライフゲイン許さないマン。


繁茂の絆
スリヴァーデッキは大体がパーマネントなので外れは少なそう。
効果は薄いが。。

野獣の擁護者、ビビアン
個人的に今回の期待枠。コントロールに強く、消耗戦も強い。
色的にも唱えやすい点もgood!

ビビアンのアーク弓
消耗戦で土地がスリヴァーに化けるのなら悪くない気もするが、外れるとがっかりするのが気になりますね。なんだかんだでスリヴァーの巣のために土地は並べたいので優先順位は下がりそう。

多色
伝承の収集者、タミヨウ
ジャンドに勝てない時に使えそうです。+能力は基本的にカンパニーって言いそうですし、マイナス能力もカンパニー拾うかな。

時を解す者、テフェリー
念動スリヴァーと組み合わせて、ロックをかけましょう。
ロックが決まれば抜け出すことはかなり困難なはず。

夢を引き裂く者、アショク
土地コンボに強いカード。
墓地の掃除もしてくれるので、マナの問題が解決すれば検討の余地あり。

無色
大いなる創造者、カーン
0マナファクトを壊したり、起動能力を止めたりと、アーティファクトへのヘイトが強いカード。対策アーティファクトはもちろん、サイドにスリヴァー構築物を入れておけばいつでもスリヴァーがサーチできる()。

土地
爆発域
パーマネント対策の土地。
使ってもいいが、むしろ使われる方が多いと思う。
仕組まれた爆薬同様、展開するときは、マナコストを意識的に散らした方がいい。

灯争大戦の発売が待ち遠しいですね。
カードはもちろん、今回のストーリも魅力的ですね。
強大な敵に立ち向かうために敵味方問わず力を合わせる姿は、鋼の錬金術師のホムンクルスとの最終決戦を彷彿させます。

ほんと楽しみでたまらないです。

スリヴァーにトランプルを?
スリヴァーにトランプルを?
最近、エレメンタルトークンやスピリットトークンにグダらされるのでトランプルが欲しくなる事があります。
実際、スリヴァーはサイズが大きくなりがちで、かつ接死を共有できるのでトランプルはかなり有効な回避能力と言えます。
しかし実際スリヴァーデッキでトランプルは付与できるのでしょうか?


出来らあっ!
と言いたいところですが、モダンリーガルなトランプル付与スリヴァーは以下の2枚。
乱打スリヴァー (5)(R)、4/4
鳴動スリヴァー (6)(G)、5/5
重いですね…

スリヴァーでは難しいなら他を当たると以下のカードが候補に上がりそうです。

クリーチャー

狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt  (3)(緑)
伝説のクリーチャー・エンチャント ― 神(God)
破壊不能
あなたの緑への信心が5未満であるかぎり、狩猟の神、ナイレアはクリーチャーではない。(あなたの緑への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(緑)の数に等しい。)
あなたがコントロールする他のクリーチャーはトランプルを持つ。
(3)(緑):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。
6/6

全体にトランプルを付与します。また、クリーチャーであるため、孵化で探せ、パンプ能力もあります。
しかし、4マナは重いか…

不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitable  (2)(緑)
伝説のクリーチャー ― 神(God)
接死、破壊不能
あなたがパワーが4以上の他のクリーチャーをコントロールしていないかぎり、不屈の神ロナスでは攻撃したりブロックしたりできない。
(2)(緑):他のクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+0の修整を受けるとともにトランプルを得る。
5/5

低いマナであり、カンパニーや薬瓶からも出すことが出来ます。
もちろん、孵化で探しに行ける。
頭でっかちになりますが、先制攻撃であれば問題ないです。
スリヴァーは面で戦いがちですが、余ったマナで点での突破が可能になります。
比較的本体も攻撃にも参加しやすいので使いやすさは1番か。

インスタント、ソーサリー

悪戦 ・苦闘
Driven / 悪戦 (1)(緑)
ソーサリー
ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーはトランプルと「このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、カードを1枚引く。」を得る。
Despair / 苦闘 (1)(黒)
ソーサリー
余波(この呪文はあなたの墓地からのみ唱えられる。その後、これを追放する。)
ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは威迫と「このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはカード1枚を捨てる。」を得る。

モダンでもドレッジに採用された実績があります。
横に並べるというスリヴァーの戦術にはマッチしていますし、3 〜4対並べて4t目に表裏を使えればそれだけで勝てそう。


エンチャント、アーティファクト

Primal Rage / 怒りの発散 (1)(緑)
エンチャント
あなたがコントロールするクリーチャーはトランプルを持つ。

軽くてシンプルですが物足りませんね。

Rancor / 怨恨 (緑)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、+2/+0の修整を受けるとともにトランプルを持つ。
怨恨が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、怨恨をオーナーの手札に戻す。

頭でっかちになりますが、先制攻撃との相性も良いですね。
エターナルエンチャントなのでアド損もしにくい。


Gruul War Plow / グルールの戦鍬 (4)
アーティファクト
あなたがコントロールするクリーチャーはトランプルを持つ。
(1)(赤)(緑):グルールの戦鍬はターン終了時まで、4/4の巨大戦車(Juggernaut)アーティ

ファクト・クリーチャーになる。
色マナ拘束が弱く、クリーチャーになれます。
ソーサリータイミングの除去に強い。
実際問題重いですね。

ざっと探してプレイアブルなカードはこの辺りですね。
そのほかは、重かったりダブルシンボル以上ばかりでした。
悪戦+苦闘やロナスあたりは試してみたいです。
使った事がある方がいれば、使用感教えてください。

1 2 3 4

 

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索